今までは見づらかった14型という小さな画面でしたが、今回は26型と大きな画面になりました。
できるだけ皆様方に有益な情報を流してゆこうと努力いたします。
現在はイギリスBBC放送の「命の奇跡」というタイトルを流しております。とってもきれいな画像で動物たちの感動的な営みが収められております。
今年もあと2ヶ月。気が狂いそうなほど早い足並みで時間が過ぎてゆきます。そろそろ街頭では年賀状の販売が始まり、それに勢いをつけるように気候も冬めいてきました。
今巷では風邪が流行っているそうです。皆様お気をつけください。
当院スタッフはお陰さまで元気です。第一院長が風邪一つひかないものですから、彼らも私を差し置いて熱もだせないのでしょう。
今月に入って2クール、院長はお休みを頂きます。こう見えてもなかなか神経を使っているし、やっぱり強がってみても休みが欲しい!ってことで、大学のテニス部のOB会と獣医師会の懇親旅行に行くことにしました。これも安心できる北川先生がいてこそ出来る諸行です。
うちには小栗旬のような獣医師はいませんが、地道で丁寧にお話しすることができます。
急に気温が低下しております。こんなとき、6歳以上の中年から10歳以上の老齢動物に見られる多い病気の一つに心臓疾患があります。
特に犬で多いのですが、症状は咳や疲れやすさ。時には興奮後に倒れるとか息遣いが荒いなんていうのもあります。よく見ると舌の色が良くないこともあります(チアノーゼ)。
放っておくと必ず速度を上げて悪くなります。大抵の心疾患は元通りはできませんが、長く楽に付き合いながら生活を楽しく過ごすことができます。
原因はさまざまです。以前まではフィラリア症が一番多かった心疾患でした。現在は予防が進み、ほとんど見なくなりました。最近は僧帽弁閉鎖不全症という疾患が一番多いと思われます。(大日本製薬 DSファーマーアニマルヘルスHPサイト http://www.petful-life.jp/)
日ごろより十分な観察は必要ですが、今のように寒くなったり、猛暑となる時期はとても注意が必要です。寒い時期は暖かいところから寒いところへ出るときなどは要注意です。また犬は多少窮屈かもしれませんが、保温性を高めるための服などの着用も良いアイデアかもしれません。
日ごろから獣医師による検診を受けておき、また6~8歳以上なら胸部レントゲン検査、心エコー検査を受けるのも節目の検診と言えるでしょう。また早期の治療開始も病気の進行を遅くさせるという報告が多く、実際に有効であると感じます。
秋なのにクシャン、ズルズル~。って周囲で聞こえませんか?または毎年この時期うちの子は目が充血したり痒がるの!ってありませんか?
イネ科の植物花粉が暴れているようです。花粉はスギやヒノキだけではありません。イネ科には2つのピークがあるらしく現在は第2相期目。イネ、ススキ、エココログサ、タチガヤなどが9月の上旬まで、時には10月下旬まで占めています。ただし第1相(5月中旬)よりアレルギーの強さは少ないと言われています。
そして忘れてならないのがブタクサ、ヨモギ、ナカムグラという植物です。
これらの花粉は身近でいくらでも存在します。ただスギやヒノキのように花粉の重さが異なるせいか、遠方には飛んできません。聞くところではスギ・ヒノキは100kmほど飛ぶことができので、大都会でもスギ花粉症の方が多いのはそのせいです。
しかしヨモギやブタクサは散歩に行った時、体につけてくることが多いので、外出後はイヌやネコの全身を屋外でブラッシングしてあげることをお勧めします。また顔の周辺や足の裏も丁寧に絞ったタオルで拭いてあげるのが良いでしょう。アルコールや香料の入ったウェットティッシュは使わないでください。
もちろんお散歩に連れて行った人も衣服や髪の毛をしっかりと払っておきましょう。時には顔を洗って皮膚に付いた花粉を落とすことも必要となります。
家族に花粉症の持ち主がいる場合、全ての家族が協力してあげないと本人は楽になりません。
お互い様の気持ちで接してあげてください。
10月30日~11月3日、14日の期間において生駒市では音楽祭が行われます。奈良市でもこれとは別に行われるようです。全て遷都1300年事業の一環なのです。
実は嬉しいことに中学の同期生である韓 伽倻(ハン カヤ)さんが今回の音楽監督とピアノを担当すると言うことを聞きました。彼女は幼少の頃からご両親の教えの元、ピアノの練習を行い、その後輝かしい軌跡を残しております。現在はドイツの大学で教授をする傍ら、世界中でコンサートを開いているそうです。私は全く彼女の音楽を聴いたことがありませんが、今回是非とも生駒のコンサートにて拝聴したいと思います。
ご興味のある方は下記のURLをご覧ください。
7月17日(土) 朝5:15~5:50
NHK大阪放送局「かんさい想い出シアター ちょっといい旅 『夢織りなすマイタウン~奈良市学園前界隈』」
という番組で、昔の近鉄学園前駅が取り上げられるそうです。(平成5年3月4日放送の再放送分)
ご興味のある方は必見!!
この番組は近畿地方の沿線を描いている番組だそうで、早起きの友達H君が電話で知らせてきました。私たちの世代は、この町に子供時代に移り住み共に成長させてもらってきた街にとても愛着を感じております。幼稚園、小学校、中学校、高校も新設という人も少なくありません。
私は昭和43年登美ヶ丘に引越ししてきました。周囲は林。道路は未舗装。学園前と言えば今の駅からは想像できないくらい質素な作りでした。踏み切り、遮断機があり、トイレは奈良行きにしかなく、駅前のロータリーには芝生が敷かれたスペースに瀟洒な噴水と人の像が建っていたのを覚えております。
さあ、タイムトリップできるでしょうか。
公益財団法人 日本補助犬協会とNPO日本サポート・ドッグ協会主催のチャリティーコンサートが下記の内容で行われます。
ご興味のある方はお問い合わせください。申し込み期日は5月31日です。お急ぎください。
日時:2010年6月13日(日) 17:30~
場所:ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区梅田2-5-25)
料金:お一人20,000円
お問い合わせ先:日本サポート・ドッグ協会 生駒市高山町8126-101 TEL 0743-79-9750
海外渡航に動物を連れてゆかれることがあります。転勤、引越し、帰郷、観光、学会と理由はさまざまです。観光ですと数週間から数ヶ月でで日本に帰国されるのが前提ですから、その国を出国直前に健康診断を求められる場合もあるようです。
以前フランスのパリに観光目的で愛犬と渡航されたケースがありました。日本を出国される前に、パリの動物病院を探したのですがなかなかコンタクトが取れませんでした。仕方なく飼い主様はパリでいろいろ情報を集められ、日本人がよく利用する動物病院を見つけられました。獣医師の先生はパリジャンで、英語も受け入れてくれるようです。フランスの人は英語で話しかけた場合、たとえ理解していてもわからない振りをすると言われているのですが、外国人に気をかけてくれる獣医師も居てくれて安心です。
http://www.pageswebpro-sante.com/paris/activites-veterinaires/gachet-jean-christophe_f2478028
ご参考になれば。
いよいよ暖かくなり、時には半袖で外に出たくなる気候です。
そしてまた迎えるのがマダニ・ノミ・フィラリアの予防です。
既に3月下旬の診察でも、奈良市と生駒市の境界付近から来られた方からの情報では、すでにマダニがたくさんついてくる・・・と言っておられました。また、4月に入ってすぐの頃、大渕池周辺で遊んでいる子からもマダニが見つかりました。
雨がたくさん降って気温が高くなるシーズン。マダニやノミは大喜びです。しっかりとマダニ・ノミ予防をしておきましょう。
フィラリア予防は5月に入ってからでも間に合うと考えております。
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