♪ 院長のココロなのだ!

大寒

土曜日, 1月 20th, 2018

1月20日 大寒です。1年で一番寒さが際立つとされているそうです。

ちなみに「たいかん」と読んでいましたが「ダイカン:DAIKAN」なんですね。

この頃から立春(2月4日)までの期間が大寒で、味噌・醤油・酒の仕込みに欠かせない気候だとか。寒さが厳しいために雑菌が混入しにくいのではないだろうかと考えられています。

園芸でも土を掘り起こし、土の中の虫やその幼虫を薬ではなく低温で処理する時期でもあるようです。

しかし実際にはこの後7~10日後が一番低温になりやすい傾向があるようですので、しばらくの間、健康や路面凍結などによる事故にご注意ください。

 

1月6日

土曜日, 1月 6th, 2018

ふと見た記事に今日は「シャーロック・ホームズの誕生日」と記載されていました。

シャーロック・ホームズといえばイギリスの探偵小説の主人公。作者は医師でもあったアーサー・コナン・ドイル。主人公のモデルとなったのは作者の恩師で外科医のジョセフ・ベルとも言われているそうです。病気の診断には鋭い観察力が必要だと常に学生達に説き、外見から病気だけでなく患者の職業・住所・家族構成に至るまで鋭く言い当てていたとか。

シャーロック・ホームズシリーズは小学校の図書館で見つけ、借りては良く読んだ覚えがよみがえって来ました。

相棒のワトソン君を常に読者の目として据え、ホームズの奇天烈な行動や事件の謎解きを見事に面白くかつ隙なく描いた小説に、小学生ながら小気味よさを感じました。

もっとも1月6日が誕生日と言われているのは、小説の中の背景から推測されているもので、明記された事柄ではないようです。

新年が明けました。戌年です。

金曜日, 1月 5th, 2018

 

新しい年が明けました。

今年1年良き年でありますようお祈りいたします。

カメムシ’s

月曜日, 12月 25th, 2017

少し暖かい昼に見つけた1時間。窓拭きをしました。年末と言えば窓拭きが定番のお掃除場所です。

2年前にケルヒャーの窓用クリーナーを入手してからは恐ろしいほどスピーディになりました。きっとあのマシーンも素晴らしいのでしょうが、それ以上に専用洗剤が良いのではないかと思います。

それはともかく、この時期窓枠や桟に静かにお休みになられている方たちに遭遇します。そうカメムシさんたちです。

掃除をしているとボロボロ出てこられました。合計11匹。

とっても芳しい香りを発して。あれってパクチーの香りと同じ成分なんだそうで、パクチーを食べる前からカメムシの香りが大して嫌いではなかったので、いざパクチーを初めて食べる時も全く抵抗がありませんでした。

さあてカメムシさんたち、どこかで冬を過ごしてくださいな。

初氷

火曜日, 12月 12th, 2017

今朝はすっごく寒い朝でした。

北から寒気が降りてきて、日本海側の降雪はそうとう範囲が広かったそうです。

駐車場のメダカがいる水槽を覗きに行くと、今年初めての氷が張っていました。

昼過ぎに覗きに行くと氷は溶けてメダカさんも無事でした。

これからもっと寒くなるのでしょう。

秋の駐車場 コキアたち

土曜日, 11月 4th, 2017

台風続きの週末がようやく一段落しました。秋雨前線も落ち着いたようです。しかし一気に北からの寒い気温が流れ込み、朝夕しっかり温度管理をしなければなりません。

皆様方いかがお過ごしでしょうか。

外ではモズやシジュウカラが盛んに歌っています。

一方昨年駐車場にて栽培し、枯れた姿も美しかったので放置してあったコキアから種が零れ落ちたのでしょう、春になると花壇から見慣れない芽がいっぱい出てきて、知らずに最初は抜いていたのですが、そのうちコキアだと気付き栽培と間引きを続けた結果花壇はこの秋赤いコキアの見ごろを迎えようとしております。

いわゆるコキアによる占領状態ではありますが、まっかっかになる花壇を夢見ておりましたのでまさに夢叶う・・・です。

またアスファルトと縁石の隙間から出てきたコキアもおりまして、なんとも可愛いミニコキア。根っこの大きさによって容姿が変わるようです。

一人前にコキアぶってます。

そして夏の終わりに咲くはずのホトトギスがようやく咲き始めました。今年の夏は暑かったせいでしょうか。

昨日テレビでは永観堂や山の紅葉を映していました。そろそろ観光地では様々な赤や黄色が織り成す景色が見られることでしょう。

我が家にも小さな紅葉がありまして、数年前落ちていた紅葉の種を冷蔵庫に2週間ほど入れておき、その後植木鉢に蒔いてあげると芽が出て育ってくれました。

あまり剪定しておりませんのでそのままの姿ですが、自宅で有名なお寺の紅葉と同じ紅葉が見られます。

僕のお勧めの紅葉は・・・永観堂や瑠璃光院もとてもきれいですがイチオシは奈良公園です。

奈良公園の東塔跡の光景が今でも忘れられません。たまたま迷い込んだのですが、立派なイチョウの木々。地面いっぱいの黄色い黄色い葉っぱ。その上に餌を食べに来ている鹿たち。まるで楽園のような光景でした。

しかし東塔跡発掘調査によりそこも今では様変わりし、さて今はどうなっているのやら。

そろそろ紅葉が楽しみな季節です。

ツシマヤマネコの子供達

土曜日, 10月 14th, 2017

 

今京都市立動物園で生後5ヶ月ほどになるツシマヤマネコの子供達が一般公開されています。

先日丁度その初日に休診日でもあり京都に行く所用がありましたので、時間を作って動物園に行きました。

やはり秋のシーズンです。バスを仕立てて幼稚園児や小学生が遠足に来ていました。そんなワイワイガヤガワの中、初老のオッサンがブラブラヤマネコ舎に行きます。

ヤマネコ舎では数名の先客が隠れているヤマネコさんを覗いていました。先客はなんと100%大人。どうも子供達には地味で興味が沸かないのでしょう。子供達はゾウさん、ライオンさん、トラさん、キリンさんに集中です。

ヤマネコさんたちは獣舎に設えられたブッシュになりを潜め、よく見ると光っている両目がかろうじて見えるくらいです。これから多くの人間の目に触れるわけですから、その雰囲気に慣れるための期間が開始されたばかりです。そりゃ怖くて堪らないでしょう。本来イエネコを私達は診察しておりますが、ノラの猫を保護する施設では、一旦保護するととても静かな環境に住まわせ、掃除も頻繁に行ってはいけなくて、静かにソッとトイレを替えエサを入れて挙げる。こんな事を2週間ほど繰り返し人や環境に慣らすのが行動学上勧められます。

本来は野生ネコは母猫の元で暮らしている子猫ですとどの施設も公開は控えるそうですが、この子達は帝王切開で生まれ、その後人工哺乳で育てたため人の手を早くから介しているので公開に踏み切ったと聞いています。いろいろ配慮した結果なんですね。

取り合えず他の動物達にも挨拶をしに行くことにしました。するとゾウ、シマウマ、ゴリラも子供が育っているらしく、母親と一緒にいる姿がとても可愛いものです。

ゴリラの子供ってとても遊ぶのが大好き。木の棒を持って本当楽しそうでした。

そして再びツシマヤマネコの獣舎に戻りますと、獣舎手前の網、地面より2mほどの高さの足場に2匹がくっ付いてこちらを伺っていました。少し環境に慣れたのでしょうか。なかなか順応性の高い子達です。

こうしてみるとイエネコとかなり近親な関係がわかります。ベンガルの亜種であるアムールヤマネコの変種だといわれているそうです。

今度また会いに行った時はもっと慣れてきているでしょう。楽しみです。

月下美人

火曜日, 10月 3rd, 2017

今年N先生から差し芽をしたので育ててみる?と一つの植木鉢を頂きました。月下美人!

名前は聞いた事があったものの、実際にどのような育て方でどのような花が咲くのか知りませんでした。とっても香りがよくて、その香りだけで開花が判るという話は聞いた事がありました。

さて調べてみますと差し芽をしてから2~3年もしないと花は咲かないとか。今年は無理だね・・・と思いつつ肥料をやったり、水のやり方を工夫したり。

N先生とお話をする機会に聞いてみましたら、先生のお家の月下美人は8月頃に咲いたとか。へ~と聞きつつうちはまだですよね、と相談すると、いやいや諦めずに肥料をやっていけば9~10月ごろにはきれいな花が咲きますよ!って。

信じて続けて来ましたところ、9月に入って葉っぱのくびれたところに見慣れない赤っぽい物体が生長してきていました。これがもしかして花芽かな?

日に日に徐々に大きくなり、9月末にはカラスの嘴のような蕾に生長。やっぱり花が咲くんだという思いが膨らみ。

そしてこの数日朝夕の気温差が大きいので鉢を夜だけ家に入れては朝太陽に当てるために出したりを繰り返し。

昨日は夕方からちょっと強めの雨が降り出したのと、蕾が今にも爆発しそうな雰囲気だったので屋根の下に入れてやりました。

夕方18時や19時ごろはまだ蕾も閉じたままでしたので、今夜は咲かないのかな?と思っていたのですが、20時ごろふと外に出てみると甘い香りが一面に漂い、だれか香水をつけて人が歩いた残り香かなと思いつつ鉢を見ると、白い花が3分ほど咲き始めていました。

この香りかぁ。確かに花を見なくてもどこかに月下美人が咲いていると判ります。

さてそこからカメラを持ち出し、三脚を立ててああでもないこうでもないとアングルを変えつつ撮影です。

ひとしきり終わると夕食も忘れてしばらく見とれていました。

22時ごろにはしっかりと花びらが開き、まるで孔雀が羽根を広げるかのようにノビノビと開花しました。

さて差し芽をして殖やして行きたくなる花です。

 

スパムメール

土曜日, 9月 30th, 2017

佐川急便の運賃請求を騙ったスパムメールが横行しているようです。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1083359.html

そのメールを開けるとしかるべくサイトに誘導され、ウィルスをその人のPCに感染させるようになっているとか。

この手の誘導メールは今までにも山ほどありますし、電話勧誘でもおかしな内容が日々私達を襲ってきます。

以前にもここでボヤキましたが、先週も電話回線の内部と外部の接続パーツ交換をうたった、かなり積極的な勧誘がありました。幾度お断りしてもやらねばならない・・・とう様な語調でした。幸い数ヶ月前にNTT西日本の方にこのような勧誘の内容について相談し、内部もきっちり見てもらっていましたので、そのときのアドバイスを優先しておかしな勧誘には「要りません」とはっきり言えるようになりました。

電話システムの荒い手口のセールスであることは間違いないようですので、皆様方も十分にお気をつけください。

9月ですって・・・

金曜日, 9月 8th, 2017

今年ももう夏が過ぎ行こうとしています。真夏日がちょっと懐かしいこのごろです。

朝夕はすっかり過ごし易くなりました。こうなるとそろそろフィラリア予防もノミ・マダニ予防もちょっとお留守になりがちです。時々予防薬は9月までは飲ませていたのですが・・・と聞きます。

実はノミ・マダニの出現ピークは9月10月、これから一層予防に注意が必要です。

フィラリア症も蚊が媒介しますが、蚊もこれから吸血行動が激しくなります。

特にマダニは人も含めた他の動物の血小板を激しく消耗させるSFTSウィルスを媒介する厄介な相手です。

とにかくマダニが着かない様に草むらへの侵入を避けることはもちろん、マダニが着いても駆除される薬剤の事前投与が必要です。

まだまだ気が抜けません。

フィラリア予防は11月下旬~12月上旬まで予防が必要です。

ノミ・マダニ駆除。特にマダニ駆除は成虫が居なくなるのは11月~12月中旬までですが、その後若ダニが枯葉の裏側で生息し越冬します。この若ダニも吸血する事ができますし、SFTSウィルスやバベシアを媒介する事ができるのです。

真冬でもご家族とご一緒にトレッキングを楽しまれているイヌの場合。どこでも出て行ってしまうネコの場合は、真冬もマダニ駆除剤の投与が必要でしょう。

 


Copyright © 2009 山尾獣医科病院 All Rights Reserved.