奈良市内に用事が発生し、ついでに寄り道をしてみました。
奈良公園はさすがに修学旅行生でいっぱいです。でも奈良市内に宿泊しないので、奈良の財政はそれほど膨らみません。
それはともかく、奈良公園内の紅葉は徐々にいい感じです。
あと1~2週間ほどで見ごたえが出てきそうですね。
馬の競技にもいろいろあるそうですが、今回馬場馬術の障害部門を見る機会に恵まれ行ってきました。
とある飼い主様からこの競技があることをお聞きし、馬が目の前で障害を飛ぶ姿をどうしても見てみたかったのです。
場所は和泉市にある杉谷乗馬クラブ。そうです杉谷乗馬クラブと言えばオリンピック選手を輩出したり、世界的な名馬の持ち主でもある、その世界では超有名なクラブです。もちろんオーナーの方たちもおそらく有名な方が名を連ねておられることでしょう。
それはさておき、こんな有名なクラブに我が家の四輪駆動の軽自動車で乗り付けました。思ったとおり場違いな車。周囲は言うまでもありません。
到着すると殆どの競技は終わり、残すは決勝だけでした。
競技の如何はわかりませんが、お馬さんたちの美しいこと。惚れ惚れします。
本当に優雅な姿でした。
しかし障害物を目の前に走っていた馬が急遽止まり、騎手が斜め前にぶっ飛んでしまったケースもありました。その後幾度か競技続行を試そうとするのですが、やはり障害を前にして止まってしまいます。
こうなると「反抗のため競技は中止です。」とアナウンスが流れました。(こう聞こえたのですが、間違っていたのでしょうか。)
おそらく飛び方によっては大怪我に繋がる競技です。が乗り手は馬の性格や気性をよく知っているはずですから、計算には入っているでしょう。それでも飛ばしたかったのでしょうね。
どうやら僕には見ているだけの方がいい競技だと思いました。
先日の休診日に午後から3時間ほど宇治にあります万福寺へお参りに行ってきました。
三室戸寺には数回あじさいを見に行きましたが、すぐ近くに有るにも関わらず立ち寄ったことがありませんでした。
禅宗の黄檗宗大本山 万福寺は、中国僧隠元禅師によって開祖されただけあって、あちらこちらに日本のお寺とは異なった要素が多分に見受けられました。
丸い窓は時々書院で見ることがありますが、本堂の前面にみることはあまりないような気がします。
また柵の模様がまさに中国模様とでもいいましょうか、早い話がラーメン鉢の周囲にある模様です。
他にも布袋様が奉ってあったのも日本では見ないものです。
さまざまな違いに感心しつつ帰路につきました。
庭でみたモミジがそろそろ紅葉を迎えており、秋の訪れを感じました。
秋の七草はご存知ですか?おもしろい覚え方がありましたので、ちょっとご紹介を・・・。
ハスキーなおふく(ろ)
ハギ、ススキ、キキョウ、ナズナ、オミナエシ、フジバカマ、クズ
だそうです。この手の覚え方は学生時代によくやりました。アミノ酸の覚え方(アリスヒメフロでバイト)とか歴史の年号とか。結構覚えているもんです。
それはさておき、近年野草が徐々に造成などで山野を追われ、とうとう絶滅危惧種に指定されるほどになってきています。
キキョウ、オミナエシ、フジバカマなどがそれです。
フジバカマ
オミナエシ
昨年フジバカマを探して京都市右京区水尾地区を歩いていましたところ、一軒の民家に差し掛かり鑑賞させていただきました。ほのかな甘い香りが漂い、しかし花は質素な花で風に揺られていました。
そこの奥さんのご好意で苗を1本頂くことができ、早速丁寧に植え付けましたところ、無事今年の9月頃に開花してくれました。
中国からの苗はよく見かけるのですが、原種となると絶滅の危惧を叫ばれているものですが、一方では保護されている方々も多く、伏見などの街中でも鉢植えで徐々に広まっているとも聞きました。
またフジバカマを求めてアサギマダラという美しいチョウチョがやってくることでも知られております。我が家のフジバカマ周辺ではまだアサギマダラは見かけません。
オミナエシもまた絶滅が危惧されている種で、我が家のは花屋さんの店先で見つけました。これはお世辞にもいい香りとは言えず、なんだか癖のある匂いです。
いずれも来春には株分けして増やそうと考えております。
秋の大台ケ原を期待して散策してきました。
現地には5時半。腹ごしらえをしてから歩き始めました。
晴れ間を楽しみにしていたのですが生憎の天候。しかし降雨もなさそうです。
幻想的な紅葉の光景があちらこちらに広がっていました。
おそらく今回の台風で倒れた木だと思われます。散策路を塞いでしまいました。
大きなモミジの木です。風にあおられて大きくなったのでしょうか。舞を踊っているかのような。
急な散策路をかなり注意しなが下りきった所には谷川が流れいました。シオカラ谷といいます。この時上流を鹿の番が川を横切りました。そう言えば求愛の鳴き声が盛んに聞こえていたのです。
今回は東大台を1周できたのですが、結構厳しいコースがあるとは知りませんでした。
もう少ししたら紅葉も綺麗でしょうね。
このあたりでは「そば」の栽培は見かけません。
以前阿蘇山の麓で一面のそば畑を見たことがあります。奈良県も桜井市にそばの栽培が盛んなところがあると聞いておりました。しかし具体的にどこかな?と探ることもなく至っておりましたが、ある日新聞に目を通しておりますと「笠」という地区では「そば」の栽培が盛んに行われている事を知りました。
ちょっと気になっていたので、ある日の午後ふらりと出かけてみました。
途中車が交互通行困難な場所も3~4箇所あり、なかなか大変な山の中です。
それに負けずに笠山三宝荒神や笠そば処の看板を辿って行きますと、とうとう目的地。
遠くにそばの畑が眼下に一面見ることができました。
現地についたらうまい具合に空は晴れ渡りました。
どこまでもどこまでもそば畑。もうすぐ収穫なんでしょうね。
この畑の近くにはパンジーを栽培している大きなビニールハウスが4棟ほどあり、出荷間近を伺わせる動きでした。
里山にはこんな暮らしが息づいているのです。
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