♪ 院長のココロなのだ!

これな~んだぁ

火曜日, 5月 20th, 2014

これなんだか判りますか?

実は紅葉の種から発芽した双葉です。

生長するとこのように紅葉らしくなるのです。

秋に紅葉の木の下で種を集め、羽根のような構造物を取り外し、皮を剥いて、水をしみこませたガーゼに包みビニール袋に入れて冷蔵庫で2~3週間ほど保存。

それを暖かくなってから撒いてあげると発芽率30%くらいの割合で双葉が出てくるのです。

可愛いでしょ。

これはフジバカマです。秋に購入した苗を植えつけておきました所、地下茎で増え、数本出てきました。秋にはほのかな香がする、白い花が咲くはずです。

他にも原種のフジバカマもあり、これは京都の嵯峨野で頂いた苗です。

この原種はたまたま通りがかったお家の軒先にフジバカマが咲いていたので、表に出ておられた奥さんにお願いして写真を撮らせて頂いた所、暫くして手で苗を一本ブチブチっと抜き「これ持って行ったらええよ」って下さいました。お話しを聞くと、水尾の集落から近所の方が貰ってきて育てていたんだけど、その方が引っ越すときに下さったとか。

これを大切に育てたところ、やはり地下茎で殖えました。

どうも原種と購入したものでは葉っぱの周辺の色が異なります。

中国から入ってきた種類かもしれません。

楚々とした白い花を期待してこの夏を乗り切らせたいと思います。

今年の梅雨は長雨だそうですね。

植物にどんな影響を出すのでしょうか。また自然災害にならなければいいのですが。

会議を終えて帰宅したとき

火曜日, 5月 20th, 2014

先日獣医師会の会議がありました。とても心地よい風が吹いている晴れた午後です。

場所は猿沢池の辺の事務所。

3時半ごろようやく終わり、4時からの診察に間に合わせるためにそそくさと帰りました。

病院に到着したのが3時57分。ギリギリ到着です。

病院建屋に入るや否や「ただいま~。着替えてくるわ~。」とスタッフに告げました。

スタッフはいつにない元気な声で「ハイッ!」

「どうしたん?そんなに張り切って」と聞くと

「いや。院長が『気合入れてくるわ!』って言いはったから・・・・」

両頬をパンパン叩いて顔面を高潮させ、気合入れてくる絵が浮びました。

うちの仕事、なんなんやろね?

春日大社 朝のお参り

金曜日, 5月 16th, 2014

4月から10月まで、春日大社では「神主が案内する朝のお参り」と題して一般の方対象に参道を一緒に歩きながらお話しを聞くことが出来ます。

集合は朝6時半、一之鳥居前です。

僕も家内と二人で連休中に参加してみました。何処からともなく集まってきた方々が総計14~5名ほど。皆さん神主様のお話に熱心に耳を傾けておられました。

当日の朝は曇り空。とても過ごしやすい天候。

参道にある灯篭には鹿がいろいろな形で彫られている話。

お尻を向けている鹿がいる話。

大きな木の話。などなどを聞きながら歩きます。

この日は子供の節句の日でしたので、午後から飛び火のでは子供達による剣道大会が開催されるらしく、大人たちがいろいろ設置に忙しそうでした。

本殿に入ると砂擦りの藤がまだまだ咲いておりました。

そして早朝の本殿で参拝。清清しい気持ちの朝です。

確か遣唐使が持ち帰ったリンゴの木があったはず・・・と聞くと、本殿の中に指差されました。今度は中に入らせてもらおうと考えております。

この日は朝の診察時間が近づいてきておりましたので、このあたりで帰宅しました。

 

番外

この日、少し早くついたので周囲をブラブラしておりますと、興福寺で若き僧侶が二名。

東金堂前で朝のお勤めされていました。毎日毎日奈良時代から欠かすことなく続けられているお勤めだと思うと深いものを感じてしまいます。

皆様も一度参加して見られては如何でしょう。

せっかく奈良に住まいしているものの特権として。

 

十津川村で

水曜日, 5月 14th, 2014

1日中病院を休診致しまして十津川村へ狂犬病集合注射へ行って参りました。

とっても遠方ですし業務に遅れると大変なので、日曜日の午後から現地に乗り込み、民宿で1泊、そして朝8時から開始。というプログラムです。

日曜日は連休明けとあって診察も遅くまで続き、終わるや否や早朝から積み込んだ荷物の入った車に乗り込み出発。お連れの先生と合流して昼ごはん抜きでとりあえず十津川へ走りました。

十年ほど前の十津川行きとは異なり、今は京名和道路がところどころ完成していることから時間短縮ができるようになり、十津川とは言え恐れることはない事に気づきます。

また五条から南へ下り大塔へ入った後も、以前の道ではなく、トンネルも数多く完成しており走りやすくなりました。

一方トンネルとは言えども道幅の狭いところも多く、大型ダンプカーやバスとすれ違うのは必死のパッチです。

何とか夕方には谷瀬(たにぜ)の吊り橋へ到着。ここまで休憩なしに来たものですから、あと20分ほどで宿舎ですがとりあえず一服です。

あの有名な吊り橋を渡りました。多くの観光客が来られていたので20名ほどが歩くのですが、どうも左右に揺れます。写真を撮るにも一苦労。橋の両サイドには網が張られてあり、落ちないようにはなっているものの、やはり下の川に焦点が会ってしまうととっても怖いものです。

 

何とか渡りきり、反対岸のお店に入りました。

すると「鮎うどん」という物を発見。そう言えば昼ごはんを食べずに来たものですから急に空腹に気づき、早速「串こんにゃく」と一緒に頂く事にしました。

 

このお店は谷瀬集落の方々が交代で店番をされているそうで、とっても会話も楽しく居心地のよいお店です。出てきた「鮎うどん」。まず鮎の甘煮を頭からかじると風味がジワ~と口いっぱい広がり、薄味のお出汁を引き立てます。

これでお腹も落ち着いたので再び橋を渡り宿舎へ直行です。

こちらの道は信号が殆どなく、奈良市内で20分走るのと十津川で20分走るのでは距離が全く異なります。

宿舎は泉湯という温泉の中にあり、役場から1分もかからない所です。決して賑やかさもなく、煌びやかさもなく、ともすれば寂れ果てた民宿にも見えます。しかしとても親切で丁寧なお世話をして下さいます。

近くに公営の温泉もあり、温泉の好きな方はお勧めです。温度はやや高め。ヌルヌルした感覚もなくアッサリとしたお湯です。匂いはイオウの香がして、温泉に来たなあ~と思わせてくれます。

この日はゆっくりと寝て翌日、朝8時からしっかりと仕事です。

役場の方の運転する車に乗り込み、険しい山道や細い細い道。とんでもない勾配の道を幾つも幾つも走りました。

合計16箇所を回り予防接種を実施してきました。

共通して言えるのは、人々の応対が親切で優しく、犬達もとても人が大好きで、唸る犬はまずいません。

一方2年前の災害でまだまだ復旧工事が多くの箇所にて行われております。会場の移動中にも深層崩壊と言う、大きな大きな地すべり跡を幾つも見ました。その中には明治時代に起こった深層崩壊の後も残っており、その場所から100mほど離れた場所で今回も深層崩壊が起こっております。

そのあおりで尊い人命が幾つも亡くなっておられ、そっと手を合わせてご冥福をお祈りしました。

十津川村ではあの災害以来、人口の流出が止まらず、相当数減少したとも聞きます。

奈良県の北部にいては実感できていない現状が十津川村にはまだまだあることに驚きと無知さを実感した次第です。

 

鉢高原の夜空

日曜日, 5月 4th, 2014

鉢伏山といいますと兵庫県にあるスキー場として有名です。谷を挟んでお向いには、氷ノ山という小さいながらも雪質のよいゲレンデもあります。

奈良からは車で3~4時間ほどの距離。現在は中国自動車道 吉川JCTから舞鶴若狭道へ入り、次に舞鶴若狭道を春日JCTで降りて北近畿豊岡自動車道(春日和田山自動車道-遠阪トンネル自動車道)を走って、終点 八鹿・氷ノ山インターチェンジで降ります。そこから国道9号線(山陰道)へ降りてひたすら西に向って走りますと目的地鉢高原に到着です。

この道のりを連休中の午前診察が終わり次第、重大な問題がないことを確かめ、午後2時15分ごろ出発しました。さすがにゴールデンウィークです。中国道 宝塚あたりまではお約束の渋滞でしたが、その後はスムースに走り、鉢高原に到着したのは午後5時半ごろでした。3時間15分ほどかかった計算です。

昔は中国道 福崎で降りてひたすら国道や県道を走ったものです。

途中にはこの季節鯉のぼりが谷あいを泳いでいます。

また棚田もきれいに整備されていたのですが、農家の高齢化が原因でしょうか、今年は棚田の田植えが一部しか行われていませんでした。

鉢高原には友人の高校時代から利用しているとある高校の施設があります。僅かな利用料金と食料を持ち込めば泊まる事ができるのです。設備は老朽化が進んでおりますし、暖房設備もありません。寒ければ毛布を重ねて寒さに耐える。腹が減ったらそこらにある野草をてんぷらにして食べるか持ち込みの食材を食べる。風呂などとんでもない。トイレは最近ようやく水洗になったけど、水道から出る水はそのまま飲水に利用するのは薦められない。という施設。いわゆる山小屋です。

しかしここには人を呼ぶ素晴らしい自然があるのです。

例えば夜空。満天の星、★、ほし・・・。

 

 

不気味なまでの暗闇。

 

 

鳥のコーラス。

もう堪りません。

夜12時半頃まで友人達と話をしてそこから仮眠を取り、朝4時半起きですぐに帰宅です。

友人もこの日は診察があるので2台で山を降りました。

まだ朝日が昇る前の山間は、僅かな時間で色が変わります。とても美しい瞬間。

この時間をゆっくり堪能できないのが残念です。

また異なった季節に残しておきましょう。

そして7時20分到着。シャワーを浴びてご飯を食べて午前の診察に備えました。

 

真上から

火曜日, 4月 29th, 2014

花を真上から見ると変わったデザインです。

 

 

富士山も真上から見ると面白いだろうなあ・・・と言うとある塾の先生がおられました。

おもしろい子供の心理でしょう。

今年の夏野菜

火曜日, 4月 29th, 2014

今年もそろそろ夏野菜に挑戦の時期です。

昨年に続きミニトマト。そして今年は万願寺とうがらしに挑戦します。

ズッキーニは昨年も栽培しなかなかいいできでしたが、今年は黄色いズッキーニに変更です。

 

いずれも植え付けの為に、この冬作成したボカシ肥料を試します。

作物は土と有機肥料が必要な項目だと少し判ってきました。

後は水を切らさぬよう、そして風に負けぬように育ててゆき見守るのが大切だと思います。

 

春の花壇

木曜日, 4月 24th, 2014

梅桜 花は散れども 若葉活き活き と言ったところでしょうか。

花壇では数種類の花が次から次へとバトンを繋げております。

少し前まではナノハナが元気に咲いておりました。

チューリップはまだ咲いています。白いチューリップは散るのが早いような気がします。

ハナカイドウ。桜のようでですが桜より華やかな花です。でも強風と共に散ってしまいました。

 

昨年の秋から少しずつ植木も増えて、四季それぞれの楽しみ方ができれればと思います。

頂いたクリスマスローズもたくさん咲いております。今年はしっかりと肥料を上げて季節の管理を強化しました。すると元気な花を咲かせました。

八重というのでしょうか。花びらが重なり合って優雅です。

花の中にまた花?

種が出来ていました。

きれいに咲いてくれるととても楽しい花のお世話です。

春爛漫の秋篠川

火曜日, 4月 1st, 2014

いよいよ4月になりました。朝からTVでは桜の話題でもちきりです。

増税も始まりました。STAP細胞の話題も再燃。「わらっていいとも」が終わりました。

それでも桜の話題は人々の目を奪います。

昼過ぎ手術を終えた段階で40分ほど空き時間ができましたので、自転車で秋篠川の桜を見に行きました。

まだ全体は7分咲きくらいでしょうか。もっと開花するとそれはそれは素晴らしい光景が見られるはずです。今週末が楽しみですね。

川の中にはとても大きな鯉も数匹泳いでいました。

ホタルも放つことができるように整備されているとも表示されていました。

どんどん秋篠川は生命を取り戻していくのでしょう。

気がつけば3月

金曜日, 3月 7th, 2014

3月も第1週が終わりかけていました。

なんだか困難な病気との連続で、いささかお疲れ気味なスタッフ達。

しかし心うららかな春も徐々に来ています。昨日は啓蟄。

裏の林では先週当たりからウグイスも鳴く練習を繰り返してます。

先日から再生医療の分野では様々な取り組みが紹介されています。腎臓や心臓を作ってしまおう・・・という試みや、癌の治療に再生医療を加えることで、とっても良い成績が出ていることや、脳神経のの疾患で麻痺があってもそれをどこまでか生活ができるレベルに戻せたり・・・と素晴らしい研究がなされています。

しかし泣き所はまだまだ入口に立ったばかりの研究だけに、臨床への取り込みに時間がかかる事です。

そして結果に対して確実な根拠を裏付ける研究が現在進行形であるものの、まだ確実でないのもこれからの期待が寄せられるところでしょう。

 


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