♪ 院長のココロなのだ!

雪が上がってほのかな春

月曜日, 2月 17th, 2014

日曜日の午後。雪も融けた町に出ることにしました。

神社をお参りしながら梅の花を探すことにしました。

梅と神社と言えば天満宮。じゃあ北野天満宮へ。

多くの参拝者がおられ、季節を感じます。学生諸君頑張ってね。

三光門の東南にある灯篭には1基だけ大黒様が彫ってありました。その大黒様の口なのか鼻なのか頬なのかわかりませんが、穴が二つ彫ってあり、そこに小石を置いてお願いすると願い事か叶うと聞き早速実行。うまく乗ってくれたのでお願い事をしてきました。

 

境内には梅の木がたくさんあるのですが、まだ開花している木は少なく、あと2週間もすると満開なのでしょうか。

 

お参りを済ませて近くのお饅頭屋さんで一息つき、今度は錦の天満宮へ。

 

 

紅梅は華やか白梅は清楚な花ですね。

まだまだ寒い日々が続きそうですが、春はそこまでやって来てます。

平城宮ポタリング

木曜日, 2月 13th, 2014

朝から曇ったり晴れたりの水曜日。天気予報では何とか晴れ間が多いとの事でした。

それにしても風が冷たくさすが2月だなあと感じます。

この日は休診日ですが午後から会議だし・・・。そうだ最近行ってない平城宮跡に行って見る事にしようと出発の準備をしました。

早速自転車にカメラを積んで、体温調節の効きやすい格好をして出発です。

自転車に乗ってゆっくり散歩することをポタリングと言います。なんだかのんびりしていていい響きです。

 

自転車に乗っていると最初の数十分はそうでもないのですが、徐々に筋肉が体温を作り始め結構暑くなり、汗もかいてきます。そこで体温調節の必要があるのです。

9時ごろ平城宮跡に到着です。この時間はポカポカしたお日様の恩恵がいっぱい。なんとも春の気分でした。

でも梅はまだ咲いておりません。

途中に寄った神社では蝋梅が咲いていました。この神社の蝋梅は毎年2月に拝見します。

 

花びらの表面にまるで蝋を塗ったような光沢です。

 

しばらく梅林のベンチに腰掛け、日差しを愉しんでみました。

すると北側のススキの原っぱが工事業者によって刈り取られています。もしかしてとうとう始まったのでしょうか。

世界文化遺産に指定され続けるためにはユネスコの言うことを聞かないといけないようで、市民に親しまれ、多くの生態系を持つ湿地を整備?し、平城京の全景を仕上げるのが目的のようです。大極殿の南側にある草地はすでに整備?され、来月には舗装されてしまうとも聞きました。

湿地帯や草原の存在は通常その上にある自然環境の保全も必要ですが、一方では地下に埋蔵されている遺跡の保護にはとても重要なものだと聞いております。

これを刈り取りユネスコの言われるままに工事を進めてしまうのは無念です。

この日はヒクイナが来ておりました。胸のところのオレンジ色が火のような赤さから名前がついたそうです。ツル目クイナ科の鳥です。親戚にはヤンバルクイナがいます。

とても神経質な鳥で、この日も3羽ほど見つけましたが、お互いがエサを食べながら近寄ると慌てて喧嘩します。しかし食べるのに夢中なんでしょうか、人間がある一定の距離で撮影してても我関せずです。随分腹の据わったところもあるようでした。

忙しそうに土の中をつついては餌を探しています。

写真を撮影するとき、動きの素早い鳥は難しいです。やっとピントがあったと思ったらすぐに次へ移動していて、なかなか追いつきません。

 

今の時季ですと他にはアリスイ、ベニマシコ、カシラダカ、コカワラヒワなども渡ってきております。聞くところでは遠くイスラエルよりヤツガシラという鳥が来ていた事もあるとか。

その他タウナギ、モグラなども生息しており、ヒバリやモズに関しては観察者を十分に愉しませてくれます。

 

そのうち刈り取られてしまうそうですが、この原っぱはどうなってしまうのでしょう。

聞くところでは若草山にモノレールを作るとも聞きました。

本当に必要でしょうかね。

 

 

そんなことを考えながら自転車にまたがって会議へ迎いました。

 

 

 

 

ストレチアの花

月曜日, 2月 10th, 2014

極楽鳥花(ストレチア、Bird of paradise flower)が開花してから1ヶ月が経ちました。

花言葉は「寛容」「未来」。日本へは明治時代に渡来。南アフリカ原産のバショウ科 常緑多年草。

どれだけ長く咲いていくれているのか判りません。

最初は一つの蕾から一つだけ開花したと思ったのですが、時間が経つにつれて今では一つの蕾から三つの花が開きました。ますますきれいです。

 

蕾が二つでしたから合計六つも咲いたことになります。

寒い冬ですが室内が明るくなります。

数週間前、先に咲いた2つの花の受粉作業を行いました。

もしかしたら種が出来るかもしれません。しかし種から苗を育てるのは相当難しそうです。

だからこそやってみたい気持ちです。

今年も同窓会

月曜日, 1月 27th, 2014

昨日西大寺のとある居酒屋さんで、当院の元勤務獣医師、元動物看護士さんたちの集まりがありました。今年で第4回目を迎え、お互いの近況報告をしたり、あの時の話、その時の話しなどに花を咲かせました。

ただ誰もがいくら歳を重ねても動物が好きだったんだなあ。人のことを考えながら行動していたんだなあと感じられ、ほのぼのとした数時間でした。

さ~て活力を得たことですし、また今日から頑張りますか。あの時のように・・・。

若草山の山焼き

日曜日, 1月 26th, 2014

1月の第4土曜日は若草山の山焼きです。昔は成人の日に実施していた風物詩でした。

若草山山頂にある前方後円墳の霊魂を鎮める仙人の祭礼とも言われているそうですし、また東大寺と春日大社・興福寺の仲たがいの末に起こったとも言われているようです。

なにはともあれ、現在は防災訓練の役に立っているそうです。また芝生の新芽を出すための野焼きとしてもいいそうです。

まだ間近では見た事はありませんが、このたび大学の県支部総会を山焼きが見られるお部屋で開催しながら眺めることが出来ました。

数日前からこの日は午後から雨が降る予報でしたのでかなり気遣ったのですが、午後4時半頃の予報図により「雨雲ズームレーダー」を見ておりました所、この時点で雨雲は岡山当たりでしたので、奈良に雨雲がやって来るのは恐らく8時ごろだろうと予測しました。

よ~しこれなら点火が見られる。と安堵。

いよいよ6時15分。天候も何とか持ちこたえた様子。

花火が上がります。

本来はカメラに張り付いて撮影に集中したかったのですが、参加者の皆様方のご好意があったとは言え、やはり総会中でしたので片手間の撮影となってしまいました。

3年前にどこかで見た時より、花火のボリュームが減少したように思われます。

またその時は花火と山焼きがコラボレーションしていたようにも記憶しております。今年は別々に実施されたのでしょうか。防災の面からの考慮かもしれません。(と思ったのですが、記憶とは頼りないもので、過去の写真を見て見ますとやはり別々でした。勝手な想像では一緒にやった方が豪華だなあと脳が暴走したようでした。)

そして6時30分点火。

勢い良く火が燃え盛りました。この数日雨もあまり降っておらないためでしょうか、とても元気に燃えてました。

数分もしないうちに

瞬く間にどんどん頂上目指して火は昇っていきます。凄まじい勢いでした。乾燥時季の山火事が怖いと言うのはよ~くわかります。

これで何か占うのでしょうか。景気が勢い欲上向きになる・・・とか。今年は豊作さぞ・・・とか。

そして4~50分ほど小さな火があちらこちらで燻っている様子が見て取れ、ようやく山焼きも無事終了したのです。

その後総会はまだまだ続き、有意義で楽しい時間を過ごすことが出来ました。

終了後8時30分ごろ会場を後にしました。空を見上げると雨が降ってきてました。

 

帰宅後、このようなサイトを見つけました。 若草山山焼きガイド

 

来年は間近で見てみたいものです。

マイナス5度

月曜日, 1月 20th, 2014

今朝はとっても冷えました。

なんでもマイナス5度まで下がる予報でしたが、実際はマイナス3度。

そう言えば20年ほど前、外気温がかなり低下したある朝。温水が出なくなってしまったことがありました。

それは給湯器の近くにあった調節弁の中での凍結が原因でした。

午前中、日陰の寒い給湯器前でドライヤー片手に数時間弁を温めておりました。

すると昼前になりようやく温水が出始めたのです。感激!

それ以降調節弁の周辺を発泡スチロール材で覆い、直接冷たい風が当たることを防ぐことで凍結を予防してきましたが、昨夜のマイナス5度の予報にはいささか恐れを感じました。

昨夜まだ時間が浅いうちに調節弁周辺を発砲スチロール材の上からプチプチを二重に巻いき、なおその上から毛布を被せ紐で縛り、幾重にも防備しました。そして勿論水道をチョロチョロ出して朝を迎えることにしたのです。

水道は時々水圧の変動でチョロチョロ出してあった水が止まっていることがあるのです。が今朝は無事でした。

水道の栓を開きましたところ、最初はジョボジョボっと泡を含んだ水が出てきたのですが、その直後勢い良く普通の水圧が戻ってきました。

すぐに給湯器のスイッチを入れて暫く開栓すること1分余り。やんわりお湯が出てきました。

ホッ~。

これで看護師さんたちが洗い物を苦もなくできます。

冬はとても気を遣います。

正月の珍事

月曜日, 1月 13th, 2014

今年のお正月は比較的安定した気候でした。とは言え年々減少する正月気分の中、自宅のダイニングでTVを見ながらぼ~んやりしておりました。

こんなときはミカンとかおかきとかクッキーなどが近くにあれば、寂しい口を愉しませてくれます。

丁度そこにクッキーの缶が2つ。

1つの缶を取り上げ蓋を開けますと、色とりどりのきれいなビスケットが僕を見て笑っていました。

いや少なくとも僕には笑って見えました。

席を立ってお茶を入れて座りなおし、1つ口に入れました。

ほのかに甘い、しかし甘すぎない味。これは高級な証拠だ・・・!と僕の脳は判断したのです。

そしてもう一口。二口目には脳は完全に決定しました。

お茶を含んで三口め。口の中で溶けてしまう。そしてこの小さな大きさがまた良いんだ・・・!と満足げに味わいました。最近のお菓子は甘すぎたり辛すぎたり。これでは体に良いわけがない。やはりこうでなくてはいけない。

続いて四口め・・・・・・・。

満足してくると非常に些細などうでも良い事かも知れないことに引っ掛かりを覚えました。

形と色です。

賑やかな色合い。これはどうしてだろう。大人のお菓子にしては艶やかではないかな。

そして決定的なのは「なぜ!骨の形」に似ているのだろう

五口めを運びながら缶からビスケットの袋を恐る恐る出して見ますと・・・・・・・・

そこには「ワンワン ビスケット」

やってしまった。正月早々だよ~。うわ~。

でもそこそこ美味しく感じてしまったのが悔しい。

ビスケットが僕を見て笑っていたのはこれだったのか~。

ところが口の中のものをそっと出して裏を見て少しホッとしました。

 

なんとシニア犬用です。僕には丁度よい年齢ステージだったのかもしれません。

 

このビスケット。冬休みで帰宅していた長女が、愛犬の為に近くで購入してきたそうです。

ややこしいがな!

 

 

 

待望のストレチア(極楽鳥花)の開花

土曜日, 1月 11th, 2014

1月11日(土) 昼過ぎ。とうとうストレチアが見事に開花しました。

この花はNさんから頂いた苗を大切に育てた花です。

昨年秋より大きな蕾を付けてくれておりましたが、なかなか開花に至りませんでした。

そして今日。とうとう1輪開花しました。

 

まるで鳥のような形。鮮やかなオレンジ色と赤。それにそっと入ったパープル。

なんとも斬新な彩です。

しばらくは目を愉しませてくれそうです。あともう1輪が咲くと競演が始まります。

Nさん。遅ればせながら咲きました~。ありがとう御座いました~。

ご挨拶

金曜日, 1月 3rd, 2014

2014年 新年を迎えました。

今年は皆様方におかれましてよい年でありますようご祈願いたします。

私達も1日1日が勉強の積み重ねです。これからも日1日少しづつですが進歩して参ります。

人間は節目を大切に致します。しかし自然界では1日1日の延長が生命のつながりです。

昨年12月から徐々に咲き出した皇帝ダリアは、この大晦日からお正月も元気に咲いております。さすがに年末の冷え込みには参った様子でしたが、まだつぼみが数個あり、これらが温かくなっては膨らみ咲き続けてくれています。

 

この時期のこの花は既に寒気にやられてしまっています。しかし昨年ミニ化することで軒下で栽培することにより、お陰で長く楽しむことができました。

元気な皇帝ダリアの花に恥じないよう、ことしも力いっぱい、そしてアイデアいっぱいの暖かい獣医医療を目指していきます。

 

 

ぼかし肥料って??

金曜日, 12月 27th, 2013

ぼかし肥料って何?ってところから入りました。皆さんはご存知ですか?

ぼかす・・・というとピントがぼやけたようなイメージや、青少年に良くない画像の肝となるところをぼかす・・・なんて意味にも使われそうです。そこでWikipediaで調べてみました。

「ボカシ肥とは、有機肥料を発酵させて肥効をボカシた(穏やかにした)ものをいう。原料となる有機肥料は、油カス、米糠、鶏糞、魚カス、骨粉など多様である。無機肥料を加えることもある。ボカシボカシ肥料ともいう。」のだそうです。

穏やかになるんですねぇ。穏やかに。

知りませんでした。(カリカリ尖がっている人も、発酵させてぼかすと穏やかになるのでしょうか。冗談です。)

でもこの効き目がなかなか良いそうなんで、一度試しに作ってみたくなり、11月下旬に準備にかかりました。

まずは作り方を調べます。石川県の本田農場さんのHPサイトが良くわかりやすく、しかも作成量が個人に当てはまりましたので、ここを参考にさせてもらいました。

http://www.hondanojo.com/embokasinotukurikata.htm

ついでに必要なEM-1液や糖蜜も購入。結構お高いんですね。

その他、糠やもみ殻、黒いビニール袋2枚、発泡スチロール製の箱、お湯などを準備しました。

さてまずは糖蜜液を作ります。糖蜜はとても濃い液体ですからなかなか溶けません。そこで予めお湯100ccほどに必要な糖蜜スプーン1杯を溶かします。

今度はこの溶解液を2000ccのペットボトルに移し、水を8分目くらいまで足して糖蜜薄め液の完成です。

糖蜜はEM菌が増殖しやすいようにするためのエサのようなものだと記載がありました。他にも砂糖水でもいいそうです。

次にこの液体にEM-1液をスプーン1杯投入します。

そしてよく撹拌しておきます。この溶液を今度はジョウーロに移します。

ジョウロで撒く様に投入するためです。

いよいよ糠5kgともみ殻1kgを予め準備しておいたシリコン製のタライのような容器にぶちまけます。が、少しずつタライに移して満遍なく撹拌しながら、例の液体をジョウロでかけて行きます。

撹拌しながら液体をまぶしてゆくわけですが、それが本当にこんな量で良いの?と言うくらい足りない感じです。どちらかと言うとパサパサした感覚がとても強かったです。

でも指示書ではコレくらいの量がいいのだ!と書かれてあったので、先達の言うことは聞いておきましょう。

概ねこれくらいで作業は終わり。

後は黒いビニール袋を二重にしておき、そこへ撹拌した糠+もみ殻+溶液のブツを全て投入します。

袋の口をしっかりと結んで空気が入らないように密閉。それを今度は発泡スチロール製の箱が丁度倉庫に眠っていたのでこれを引っ張り出し、そっと袋ごと寝かします。

最後に箱を密閉して空気が入らないようにします。

 

この箱を20度以上の部屋に置いておきます。夏なら3~4日。冬でも7~10日だそうです。

でも14日目に一度確認の為に蓋を開けました。

さ~て出来具合は?・・・・とその前に判定基準があるのです。

甘酸っぱい香りがして、蓋を開けると白いカビのようなものが生えていたら完成だそうですが、明らかに腐った匂いですと大失敗だそうです。また発酵ですから熱を発している事もよくあるそうです。

結果は、甘酸っぱい糠の匂いがして、ほのかに暖かく、よ~く見ると白いカビのようなものがありました。

やった~。やりました。おそらく出来たようです。が、今ひとつ足りない感じなのでもう少し寝てもらうことにしました。

そして10日後。再度開封です。

おおおお。かなり見事に白くなっています。匂いも強くなりいい感じです。

どうやら完成です。

さてこれを早速肥料として使うか、保存するには湿気を飛ばして袋に入れて置くといいそうですので、乾燥させて数日後に小袋に詰めました。

すると10袋ぐらいできました。

これだけ出来るとどうやって使うかが問題ですが、さしあたってまだ目的がありません。

もしもぼかし肥料を使いたいなあ・・・という当院の飼い主様がおられましたら差し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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