連休最後の5日。子供の日です。数年前にも一度訪れた賀茂別雷神社(上賀茂神社)の競い馬神事をもう一度見たくて北へ向かいました。
こ2年ほどはコロナ渦で神事は行っておられたようですが、競い馬は久しぶりの様でした。
朝11時半から入場券を入手できると書かれてあったので、10時45分ごろ現地に到着しました。京都市内の交通量は案外少なく、スイスイ走れたのです。神社の駐車場もまだ空きがあり、上手く駐車も出来ました。
しかし既に30mほどの列ができており、100名以上の方が並んでおられました。
最後尾に並んで予定の時間になる頃には、列の長さもその倍に膨れ上がり、参加者の人気がうかがわれます。確か数年前はこんなに並ばなかったと思ったのですが。
この日はとても日差しが強く、つば付きの帽子がとても役に立ちました。
やっと入場できたものの神事は14時から。神社本殿にお詣りしたり、昼食を摂ったりしながら時間を迎えます。
そもそも神様は馬がお好きだそうで、特に競い合って走る馬がお好みらしいのです。ですから神様に奉納するため、2頭の馬を4組競い合わせていると聞きました。
それにしても馬との距離が5~6mほどの場所で、疾走する馬とそれに跨る乗り手を見ることが出来るのは大迫力です。
今年はカメラをしっかりと構えて撮影しました。今のカメラはオートフォーカス(自分で決められたポイントの焦点を合わせてくれる機能)が良くなっているので、かなり期待して撮影したのです。
が、残念なことに馬が速すぎて追いつけませんでした。
こうなったら通り過ぎるであろう場所に焦点を予め合わせ、その少し前のところからシャッターを連射する方式に切り替えました。もうこれしか残っていません。
そして・・・撮れました。しっかりと焦点が乗り手の顔に合いました。
が、なんと馬に付けられた装飾のための菖蒲の葉っぱ。これが乗り手の鼻の下に流れて張り付き、なんとも気の毒な1枚に。
それでも神様がお好きなんですから良いですよね。
神事が終わってから神社の神馬に会いに行きますと、暑さのせいでしょう、かなりばててました。
ところでこの花。なんの花かご存じでしょうか。
ナンジャモンジャの木に咲いた花です。楚々とした花です。名前は聞いたことがありましたが、実際に見たのは初めてでした。
それにしても面白い名前ですね。