県庁に用事があったついでに氷室神社を覗いてみました。
まだつぼみですが、近いうちの開花は間違いなさそうです。今年もきれいな枝垂桜が期待できます。
あまりにも今日は晴天が美しく、偶然手術も検査もない昼間でした。
昼食もそそくさと頂き、早速自転車にまたがって近隣の公園へ行きますと池にはカモたちが遊んでいました。
しかしここも今年は鳥の飛来は少ないようでした。いろいろ見ていると、ご高齢の女性がカメラを片手に来られました。
お話しをお伺いしていると、やはり鳥の観察がお好きなようで話が進みます。
するとちょっとバランスの悪いカモが2羽泳いでいました。2人でかじりついて観察しました。
ハシビロガモです。
嘴の先端が幅広になっているのが特徴です。
昨年平城宮跡でメスを見たのが最初でしたが、番で観察したのは初めてでした。
60分ほどの野鳥観察。気持ちのよい観察日和でした。
昨年8月に8年間勤めてくれた縁光さん。今年2月に同じく8年勤めてくれた伊吹さん。がそれぞれ結婚で退職しました。
そして3月6年半勤務してくれました獣医師 北川君が開業のため退職しました。
皆次の人生に向かって行きます。
さて今年は新人動物看護士の奥さんが加わります。現在トリマー兼務動物看護士の吉野さん、熊谷さん、そして院長山尾共々よろしくお願いいたします。
大分大学 工学部 生物工学専攻の宇田教授がこのたび、狂犬病に感染させたマウスに、狂犬病ワクチンを接種した人の白血球から取り出したスーパー酵素を与えたところ、世界基準の14日間以上生存させたという記事を読みました。
これはとても素晴らしい事で、狂犬病に感染した人間は、すぐさまワクチンを接種しても助かるかどうか・・・・という病気なのです。
皆様の記憶にも新しいと思いますが、2006年京都と横浜の2ヶ所で偶然にも日本人の狂犬病感染例が出ました。双方ともフィリピンで犬に咬まれた経歴がわかり、すぐさま狂犬病の感染を調べたところ黒と判ったのですが時既に遅しでした。
それがこの酵素が実用化されれば治ってしまうのです。
日本は清浄国ですがアフリカ、インド、中国、アメリカなどなどでは今でも感染した動物がいるのです。そして人の感染例も後を絶たないのです。
海外旅行がとても身近になった今、動物が好きだからと言って、安易に触れてはいけません。
この酵素が開発され世に出てくることを期待しましょう。
そろそろ狂犬病予防注射の季節です。今年も忘れずに接種を受けてください。
いろはに金平糖・・・なんて子供のときに唄ったことがありました。
白、黄緑、桃色が定番で売られていたものです。飛び切り美味しい!というイメージではなく、祖父・祖母の家に行ったとき袋ごともらった記憶も被さるお菓子です。
おそらく数が多いので、子供は1つずつ食べるしおとなしくしてくれているだろう、という意味合いが込められていたのでしょう。いわゆる大人の事情を加味したお菓子だったのかもしれません。
先日京都に参りました際、見つけました金平糖の専門店。なにやら高級そうな金平糖です。
お店に入ると当たり前の事ですが甘い香りが漂い、色様々な金平糖がいっぱい店内に展示されていました。
カボチャ、パイナップル、さくら・・・・・。
店員さんが1つ、1つと味見をさせてくれます。ほんのりとした味が口の中でジワジワと広がり、香りも鼻から抜けてゆくのが判ります。
子供のときに味わった金平糖とはまた違った、大人のための金平糖。
光にかざしてみると透明感溢れた造形がとっても美しいお菓子でした。
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