病院玄関に咲いているサデシコの鉢。古くなった花がらをチョンチョン切っていますと、隙間からナメクジがヒョッコリ顔を出しました。
こんなに寒くてもどっこい生きているんですねえ。邪魔してすみませんでした。
記念に写真だけ頂きました。
県庁に書類提出するため午前の診察が終わるや否や飛び出しました。
カメラも持ち出してみました。
定刻より少し早くついたのですが担当官のご好意により書類処理も早く終わりました。考えたら昼食を済ませていなかったので県庁の食堂で頂く事にしました。A定食。たっぷりのご飯と味噌汁、鳥のから揚げとサラダ、肉じゃが。いや~美味しかったです。そして窓際に座れば景観がとてもよく非日常も味わえました。
このまま帰るのも勿体無いので、階段を使って屋上へ出ることに。
今年の紅葉は遅いと言われていましたがやはりそのようです。しかし東大寺と僅かに色づき始めた木々のコントラストはうつくしいものです。
上の写真が今年で、下の写真が去年の同じ頃です。そして今年の方が天候があまりよくありません。
こうなると歯止めが利かなくなり、1時間ほど奈良公園に足を延ばす事にしました。
さすがに観光客も多く秋の奈良公園はシーズン真っ盛りです。
地元の人間としてはベタな観光ルートはあえて避け、裏から木々の様子を見ながら紅葉を楽しんでみました。
奈良公園。私たちの身近にあって当たり前の存在ですが、いつも行く度に表情が異なる美しい公園です。
歳を重ねると何かと役職を授かるもので、会議が度々行われます。その際、どうしても各々距離や仕事の時間拘束があるので、実施する時間帯は限られてきます。したがって夜の診察が無事終わってから一箇所に車で移動して集合し、なんだかんだ話し合い、結局自宅に帰ってくるのが夜中になることはしょっちゅうでした。
そこである提案を・・・。
スカイプを利用した会議です。要はテレビ電話会議みたいなもので、しかも期間限定で無料なんです。
本当にそんなことが出来るのか、各々半信半疑とワクワクと入り混じり、それぞれの獣医師が自分のパソコンにwebカメラ(1500円程度:マイクつき)を数日前から装着し約束の時間に自宅もしくは病院のパソコン前に集合です。
そして担当者から連絡がパソコンに入ったのを合図に全ての人と話しができました。そして動画で先方の顔も背景もしっかりと写っているのです。
音声はほぼリアルタイム。画像は少し遅れてやってきますが、馴れればどうってことありません。どうせお互いオッサン同士の顔ですから。
最初の会議は接続を確かめ合っただけで議題の70%は終わったようなものですが、回を重ねてゆくと、移動時間の節約、運転による事故の皆無、翌日への影響が極めて少なくなるなどとてもいい事ずくめです。
現在は4名で会議をしておりますが、スカイプ曰く10名までは可能とか。しかし推奨は6名までらしいのです。
一度10名に挑戦してみたいと考えております。
勿論海外との連絡もインターネット環境があれば出来ます。
昨今はコンプライアンスの意識がとっても高くなり、有効期限や正味期限、消費期限などが記載されています。
もちろん薬にもその期限があるのは誰もがご存知だと思います。
先日コスコという尼崎にあるアメリカ資本の倉庫のようなスーパーに行ってきました。もう直ぐ京都の田辺にも出来るようです。
そこでコスコのKirklandというブランドが作っているトーレット・ペーパーを購入してみました。
とてもたくさん入っているパッケージなので、よっこらしょと持ち上げないと持てません。パッケージを開けると1つ1つが包装されているのにも驚きです。
そして最初は何気なく使用していました。
ある日ふと裏を見てみますと、日本語、韓国語(ハングル文字)、中国語の3カ国語でいろいろ書かれているのが目に付きました。商品名、名称、寸法、輸入者などが書かれてあります(と思います)。
と中国語の箇所にふと面白い記載が・・・・。
有効期限:10年 と記載されているのです。製造日から10年なんでしょうね。
10年過ぎたものは捨てるのでしょうか。それほどコンプライアンスの高さを必要とするのでしょうか。
必要だから記載されているのだと解釈しますが、あまり目にしない項目だけに面白いですねえ。
そしてアメリカは美国って表記されていることと、このトイレット・ペーパー自体は台湾で作られている事もわかりました。
国によって様々なんですねえ。
朝起きてとりあえず眼鏡をかけて行動を開始しました。
なんだか眼鏡の掛け具合がおかしいのでいじっていると、右側のつるが取れてしまいました。昔子供をあやしていて、よく眼鏡のつるを折られたり、曲げられたりしたものですが、最近はそんな記憶もありません。見難い目でよく見ると、眼鏡とつるを固定してあるネジがなくなっているのです。
慌ててそこらじゅうを探したのですが見つかりません。朝から動き回った所を這いずり回って探しました。最後に寝床の眼鏡を置いてあるところにたどり着きました。
ありました。小さな、小さな、小さなネジが。やったー。
早速ネジを止めて完了。あんなネジがよく見つかったものです。
そして診察前の準備に降りて来た際、今育てているキンギョソウを見ますと、これも小さな、小さな双葉が育っています。種はと言いますと、ゴマ粒の半分以下の大きさです。来春には大きくなってくれるでしょう。
診察が始まり空き時間にメールをチェックしておりますと、病院のホームページサイトでお世話になっておりますアートネクストさんから1通入っていました。内容は先日からご指導をお願いしておりました当院ホームページの動作環境の設定が終わったというご通知でした。
早速編集作業を試してみたところ、かなりいい感じで動きます。
やったー。またおしゃべりな院長が戻ってきます。
今日の午前中はいろいろ良いことがあった11月最後の月曜日でした。
11月も下旬。寒くなってきました。
裏の駐車場では皇帝ダリアがやっと蕾を付けて来ました。聞くところでは日照時間が短くなると花を咲かせるそうです。
周囲見渡すと街灯が煌々とともっており、夜中か昼かがわからなくなっているのでしょう。
しばらくしたらピンクの花が咲いてくれるとおもいます。それまでに気温の低下が強くなると、しおれてしまうでしょう。
病院の元スタッフの人たちと懐かしい時間を過ごしました。今回で2回目。前回は参加者4名に対して今回9名。なかなか盛大でした。
会場は西大寺にこんなところがあったの?というお店。PAO ROOTS。とても気に入りました。
夕方6時から僅か3時間ほどの集いでしたが、今まで離れていた時間を埋め尽くすのにはさほど暇も要りません。
懐かしさから「おう!元気かぁ。」「変わらんなあ。幾つになったの?。へえ、もうそんな歳かぁ。変わらんなあ。」
少し時間が経ってきて「で、今何してるの?」
それぞれの歩を確認して行き、足跡を確認しあう。
きっとどこかで弱りそうになっても、必ずどこかで話を聞いてくれる人たちがいることをインプットした集まりでした。
「また集まろうね。ありがとう。」と三々五々帰宅してゆきました。
患者さんから質問がありました。
インターネットで読んだんだけど、フィラリアは予防しなくても良い。もし感染したらフィラリアを治療したらいいんだから・・・。って書いてあったんだけど本当?って。
フィラリアがひとたび感染し、成虫になって心臓から肺動脈に寄生してしまうとどうなるかご存知でしょうか。
血管の壁に障害が起こり最終的に血管が狭くなってしまうのです。挙句の果てに肺動脈が詰まってしまい、感染したイヌやネコは呼吸が出来なくなってしまうのです。またネコは特殊な炎症が肺に発生しひどい咳が出て呼吸困難になります。
これはいくらなんでも正常に戻せません。そして多臓器にも障害が発生します。時には真っ赤なオシッコをして手術をしなければならない場合もあります。それでも生還率は高くはありません。
だから予防をするのです。病気は治療より予防が大切である!これはおそらく万人がご存知です。
またこの方は1ヶ月に1回投薬しなくても、2ヶ月や3ヶ月に1回の投薬でも良いんでしょ。だってうちマンションの高層だし、散歩もほとんど行かないから・・・・。
薬の性能はそれほど良くありません。やはり1ヶ月に1回投薬しないとならないのです。もし感染したらどうするのですか?
帰り際に「わかりました。あとは適当に与えますので、もし感染したらよろしくお願いします。」
一瞬言葉を失いました。説明力が足りなかったのでしょう。
インターネットの功罪。しっかりと情報は吟味しないと後でたいへんなことになりますよ~。
もう一度言います。
フィラリア予防は、5~11月の下旬もしくは12月中旬まで、1ヶ月に1回しっかりと飲ませてあげてください。
チュアブルタイプは必ずほぐしてから与えてください。時には便にそのままの形で排泄される場合もあるからです。
以上、傷心の院長からでした。
春撒いた種から23本の成長を見せてくれましたひまわりの花。
既に季節を終えて種を取る時期に入りました。
小さな花しか咲かさなかったひまわりの種は小さく中身がペシャンコです。でも大きな立派な花を咲かせたひまわりの種は中身が少しありました。
そこでひまわりのお役目が終わったので全て抜いてあげることにしたのですが、気がついたことは大きな花を咲かせる割には根が小さい事です。根が小さいということはどういう事を意味しているのでしょうか。
水をせっせとやっていたから根を大きく張る必要がなかった。
水や栄養の蓄えを大きな葉や花の一部で補えた。
元々ひ弱なひまわりだった。
どんなもんなんでしょうね。
そして茎の断面を縦に割ってみると、外側と内側の大きく二層に分かれて見えます。外側は竹の様に繊維が強く、内側は白い色をしてまるでお掃除の汚れ取りスポンジのように見えます。
建物でも中空構造といって中側が空洞だと強度が増すばかりか、揺れに強いと聞いたことがあります。そして環境温度の変化にも強く、中空部分の空気が対応してくれるようでもあります。そしてスポンジ状の構造が浸透圧を用いて水の汲み上げを容易にしているのでしょう。
自然の仕組みは対応が様々でとっても面白いです。
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