今年の夏、花を咲かせてくれたひまわりの花。
きっと見る人たちに笑顔をくれたことと思います。このDNAをつなぐ為に、いま種を取ろうとして乾燥さているところです。
実は今年種を植えて発芽させるまで、種なら何でも芽が出ると思っておりました。あさはかでした。
しっかりと種を太らせて来年へ繋がるように祈りをこめて見守ります。
電力低下と日よけを睨んで今年はベランダ菜園に挑戦しました。
ひとつは定番ゴウヤとミニトマト。
立派なゴウヤは育ちました。かのように見えたのですが、結果はこの1個だけ。そして収穫した翌日から黄色く変色して枯れました。
ベランダ菜園でしたので、プランターの大きさを誤ったようです。来年は大きなプランターにして、プランターの下には空気の通り道をつけるようにブロックか材木を敷いてあげようと反省した次第です。それと脇芽摘みが今ひとつ理解できなかったので、これを勉強しておかねばなりませんでした。
2本あったミニトマトの苗。花は咲くのですが結実せず、育て始めてから2ヶ月くらいでまだ3個しか口にしておりませんでした。
そして今日、私にしては大収穫の9個。あとまだ7個ほど結実していますので楽しみです。
それにしても自分で作った作物を口にする楽しみは格別です。皮も厚くて味も濃く、甘みと酸味の塩梅も丁度良く、とっても美味しいトマトになりました。
作物も動物もそして人も。育てる楽しみは同じような気がします。
しっかりと土壌を作ってあげて栄養も時々あげる。病気になりにくい環境作り。
手をかけ過ぎず見守るこちらの根気強さ。
そして時々話しかけてあげる。
気長い作業です。でも立派に育ってくれたら嬉しい限り。自分の糧にもなるのですから。
6時半ごろ愛犬を連れて散歩をしておりました。
視界を横切る影を発見。明るい茶色の体高の低い動物でした。イタチです。たいていは夜道を横切る動物でしたが、こんなに明るくなってからマジマジと見るのはあまりありません。
動きがやや鈍いのが気になりますが、それでも野生のイタチ。とっても気が強く触れたものではありません。
昔大学生がグラウンドで弱っていたということでイタチの赤ちゃんを拾ってきました。低血糖でした。
早速点滴を続け翌朝、看護師さんが慌てて報告してきました。「触れません~。きつくて触れません~。」
今朝のイタチを見て思い出したのですが、3日ほど前病院の駐車場で細長いウンチを発見しました。犬ではない。猫でもない。イタチだろうか、と思いながら処理したのですが、どうやらそのようです。この近辺をウロウロしているのですね。
早朝犬の散歩に出かけます。
町の空気は静かできれいです。
そして道路は・・・・・?あれ??少し前まで道路のゴミが激減したような気がしたのですが、最近多いですね。
へしゃげた清涼飲料の缶、タバコの吸殻、犬のウンチ、スナック菓子の袋などなど。
カラスやタヌキがゴミ袋を破ったために飛び出したのでしょうか。雑草を刈ったために隠れていたゴミが出てきたのでしょうか。なんだか気になります。
犬のウンチは干からびたものから新鮮そのものの物まで様々です。イケマセンねえ。
その場を子供たちが見てても説明できるのでしょうか。後ろめたくないのでしょうか。
わけのわからない言い訳文句を考える前に、ゴミやウンチは持ち帰りましょう。
街の中や動物病院の周辺は犬がウンチをしても誰かが片付けてくれる!なんて考えは理屈が通りません。
と言いながら、散歩の途中ででっかいウンチ拾いをする今日この頃でした。いやはや・・・・・・・。
関西電力や政府から関西地域も節電要請が出ております。実際のところはどうなのか、議論を呼んでいるところです。
しかし限りあるエネルギーを大切にする。そして次世代につなぐのは私たちの役目です。
当院では昨年、外周の常夜灯はLEDに替えました。このとき初めてわかったのは、かなり暗い!という事でした。しかし常夜灯としての機能は果たしているので、とりあえずOKとしております。
そして7月に入って待合室東側の窓に日中だけ縦簾を施し、室内気温の上昇を抑えることが判りました。これでエアコンの設定温度が1度でも2度でも変わるはずです。
次に待合室の間接照明を落としております。これでどのように変化が出るか実験中です。ややケチ臭くなるのは否めませんが、実際に字を書いたりお話をしたりする事には全く支障がありません。
後は使わない部屋の電灯やエアコンはもちろん切ることにスタッフ全員が協力してくれています。
これで昨年度比10%の減に成功していると良いのですが。
考えれば動物病院とは言いましても、血液検査機器数点、超音波診断装置、レントゲン撮影装置、現像装置(CR)などは常時電源が入っていることが条件です。血液検査機器にいたっては、検査が必要になってから立ち上げるのに20分以上もかかります。
その他ICU、酸素発生装置、手術の時の無影灯、電気メス、内視鏡、薬の分包器、数台あるPC、エアコンと数えれば電気を使用している物が溢れかえっているのです。
思い起こせば開業した27年前は「犬の血液って何色ですか?」「レントゲンで何がわかるの?」って時代だったのが変われば変わるもんです。
今ではCTやMRI、腹腔鏡、関節鏡、放射線治療器とどんどん高度医療化が進んできていますが、これも電気をエサに動く機械ばかりです。
私たちが離島に行ったとしたら、果たして診断行為が出来るのだろうか?と常々考え込んでしまいます。
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