♪ 院長のココロなのだ!

記憶

木曜日, 12月 30th, 2010

今日は少しまともな話。

記憶をつかさどっている脳の部分は海馬といいます。

空間的学習能力にも関与しており、様々な学習記憶が作動する場所なのです。

しかしここは血液の供給が減少したり、長期間ストレスがかかってコルチゾールという副腎皮質ホルモンが増加しただけで、海馬は萎縮してしまうナーバスな場所でもあります。心的外傷すなわちPTSDやうつ状態になるとこの細胞は萎縮してしまうのが確認されているそうです。

海馬の研究は最近目覚しく、アルツハイマー病においてもかなり重要な脳の位置でもあります。

今後海馬を支えるサプリメントや薬が発達してくる予感がしてきます。

ちなみに私、記憶がどんどん苦手になってきてますが、海馬が河馬になっているのではないかと不安です。

パンク修理と中ノ島イルミネーション

金曜日, 12月 24th, 2010

23日。天皇誕生日、午前の診察が無事終わり、以前から予定していた「Brompton(折りたたみ自転車)のパンク修理講座 in Bici Termini」に行ってきました。

到着時にはすでに講義(お店の横の路地で)が始まっており、10名くらいの方々がとても熱心に聞いておられました。(公式発表20名くらいだったそうです。)

その後自走で持ち込まれた自転車を材料に、オーナーの方々が「こうかなあ?ああかなあ?」「いやいや。もしかしたらこうではないですか?」とかアドバイスをしたり受けたり、本当に楽しい空気が流れておりました。ほとんどの方々は初対面でも、趣味を同じくするということは楽しいもんだと改めて感じます。またいろいろ諸先輩方に技術的なことを聞いても、嫌な顔一つせず、時にはドヤ顔(今風で言う自慢顔のこと)でそして笑いを含めて教えてくれます。

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一言でパンク修理といいましても、いくらかの難所があります。この一連の作業をお店の店主がされると、小学生でもできそうな手さばきなんですが、ひとたび全く初めての各オーナーが作業すると3~5倍以上の時間と手間がかかるのです。そして難関に来て店主に相談するとサササッとやって見せて、また元に戻します。「さあ。やってください。」

とっても親切な店主です。いや、嫌味でなくてこのまま終われば自分が楽になるのに。これが愛情です。いざ外出先で困るのは自分ですから。

そして必ずお約束の一言「まるで自転車屋みたいでしょ。」何度もここで笑ってしまいます。

とうとう夕方の4時をかなりすぎた頃、路地には寒い風が吹き出しました。考えたら1日前が冬至だったのですから、日の入りは早いはずです。1人帰りまた1人と家路へと向かう時間帯です。私も名残惜しいとはいえ帰宅するため地下鉄の駅を目指しました。すると馬場町に差し掛かった頃、目の前にライトアップされた大阪城が見えてきました。「あっそうや。写真撮ろうか。ん~?待てよ。中ノ島のイルミネーションがあと2日で終わりだなあ。そっちに行ってみよう!」と帰宅時間を1時間遅らす事にしました。

淀屋橋から公会堂を目指せば良いはず。

駅に降り立ってびっくり。大勢の人、人、人。御堂筋の並木はうつくしくLEDで彩られ、幻想の世界のようです。

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中ノ島に入るとより一層多くの方々がそぞろ歩きで楽しんで居られました。

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光の芸手術はきらびやかで美しい限りでした。

 

 

 

 

 

その喧騒から少し離れて川沿いに歩いてみると、なんと、静かで穏やかな時間を見つけました。e697a5e98a80

日本ではないみたいな空気です。この建物は日本銀行です。おそらくかなり著名な建築家の作品でしょう。

こんな時代もありました

水曜日, 12月 22nd, 2010

この絵。誰だかわかります?

そうです。天地真理です。最近メディアで時々拝見することがあるそうです。真保さんという娘さんと一緒に出ておられるそうです。この絵は真保さんが得意の絵でカレンダーを作ったという事で、ある方から頂きました。

 

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白いギターを持ってブランコに揺られて歌っていたときがありましたねえ。なつかしいなあ。

このころ私は軟式テニスばっかりしており、家に帰ったら直ぐに寝ていたような記憶が鮮明です。

観察

月曜日, 12月 20th, 2010

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かわいいでしょ。お昼の1時間ほどの合間にカワセミをみた公園に出かけました。あれ依頼カワセミ君には会えません。

公園をぐるりを歩いていると目の前の小枝が揺れています。よ~く見るとメジロです。その距離2mくらい。そっとカメラを構えて・・・。

でもなかなかモデルさんは思いのようにポーズを取ってくれません。

辛抱、辛抱。

12月21日 皆既月食

木曜日, 12月 16th, 2010

12月21日は3年ぶりの皆既月食だそうです。太陽、地球、月の順番で1直線に並んだとき発生する現象が皆既月食といいます。

近畿地方での皆既月食始まりは16時39分ごろで、地平線に出てくる前だそうですから見ることはできません。

しかし17時17分ごろ、東北東の空を見ると赤銅色の月食がピークになっていると思われますので楽しみにできるはずです。

日食とは異なり、特殊なレンズもフィルターも要りません。ひたすら天候が晴天である事を祈りましょう。

水戸黄門?

月曜日, 12月 13th, 2010

定期的に来られる猫のBちゃん。爪を切って、お耳のチェックして。

今日はお尻にある肛門嚢もチェックしました。

すると横からご主人が一言「助さん格さんですなあ」

意味がわからず「え?何ですか??」と聞くと「いや。水戸黄門(肛門)・・・。」

「あ。は~~~。」とばかりに気が抜けた夜最後のやや疲れ気味な診察でした。

野鳥観察

金曜日, 12月 10th, 2010

久しぶりに天候が良いので、銀行からの帰りついでに(ホンマについででしょうか)とある公園に足を延ばしました。自転車でも心地よい距離です。目的はカワセミです。

職場体験に来た中学生から得た情報だったのですが、カワセミがその公園にはいると言うのです。

そして視察がてら双眼鏡を持って意気揚々と公園の入り口に差し掛かったとき、何故かこういうときは誰かに見つかるのです。今回もしっかりと「先生!」って、呼ばれました。「あああ。こんにちは~。実はね、この公園にカワセミがいるって聞いたので・・・」誰も聞きもしないのに言い訳を言ってしまいます。了見が狭いです。もちろん世間も狭いです。

そしてじっくりと池を見て回ります。このとき既に僕はカワセミになるのです。そしてカワセミなら留まりたくなるような木や場所を見つけるのです。そして数十分いろいろな鳥をみたあと、いました。きれいな緑がかったコバルトブルー。胸はオレンジ色。足は赤。カワセミです。

おそらくここだろうなあ、と目星をつけた場所に数分粘っていました。すると先方から動いて知らせてくれました。

今回は双眼鏡だけだったので撮影には至りませんでしたが、生涯で3回目のカワセミ遭遇でした。300mmの望遠レンズで十分に捉えられそうな距離でしたので、しばらく通えばきれいな写真が撮れると思います。

その後2羽のメジロにも会いました。やっぱり野生のメジロは色がきれいです。

メジロもカワセミも病院に運び込まれたことがあります。しかしいくら手の中で見ても色が褪せています。お日様に照らされてキラキラしている野鳥が一番きれいです。

12月8日

木曜日, 12月 9th, 2010

今年も12月8日はやってきた。

30年前までは単に姉の誕生日でした。しかしその日は大学4年(私は獣医学科4年制最後の学年です)の卒業試験の1日目。徹夜で迎えた朝の7時。FMラジオのスイッチを入れてコーヒーを入れ、パンを頬張ろうとしたときニュースが。

「ジョン・レノンの訃報」

思わず声が出なかった。

熱狂的なビートルズファンではなかったが、やはり一時代を貫いたグループの1人だったから。

あれから30年。

世界は変わっただろうか。確かに変わったが、人は相も変わらず戦争やらきな臭いことだらけ。自分の事しか考えず、他人様や次世代の事などお構いなし。大人であれ子供であれ、年寄り、若者、男、女関係なく命を奪われてゆく。

人はおろかです。

イヌやネコはどうでしょう。大人の動物は食べる以外は他の動物を危めません。人間の小さな子供がイヌの耳や尻尾をを引っ張っても「しかたないなあ」くらいの表情で堪えています。自分の子供ではないのに。

人はおろかでしょ。

また来年も思い出すでしょう。

マリオが走っている

日曜日, 12月 5th, 2010

任天堂スーパーマリオのキャラクター、マリオ。

日曜日の午後ならやま大通りを車で東に向かっているとき、登美が丘3丁目の交差点信号で停止していると、左側路側を抜いていく背の低い車がありました。後姿を見ると赤い帽子につなぎズボン。小さなカートに乗った男性の姿です。

マリオです。

そう言えば2日ほど前新聞で読みました。あの男性が目の前を走っているのです。写真を撮ろうにも2台前を走っているので全容が見えず、ましてや車の運転中です。家の前を通り過ぎ、ようやく信号で停止したとき偶然にも目の前でした。

mario ユニークな人です。それにこのカートはしっかりと運輸局に申請をしてナンバープレートをつけています。この方の遊びは本気ですね。そしていろいろな車や子供たちに手を振って応えています。

路面にデコボコがあるともろに車が飛び上がっているので、ちょっと怖い面もあります。

気をつけてご走行ください。楽しさをありがとうございます。

ペット税

土曜日, 11月 27th, 2010

皆さんはどう思われているでしょうか。ペット税。

聞けば無責任な飼い主が多い。不必要な動物を処分する費用を捻出するために生きている動物を飼っている飼い主に課税する、と新聞では書いてあった。これが本当なら・・・(怒)しかない。もしかしたら課税が始まるや否や、逆に放棄が始まるかもしれない議論はされたのであろうか。

現在、犬の狂犬病予防法に則り生涯一登録ということで登録料を収めている。おそらく課税が決まればこの登録は撤廃され、その代わり犬だけでなくネコ、ウサギ、フェレット、ハムスターなども対象となるのだろうか。また如何にしてその啓蒙に努めるのだろうか。啓蒙にまた天下り部署を作るのだろうか。などなど、考えなくても良い事をつらつらと思い浮かべます。

ウサギが対象となると飼育している学校は困ります。益々予算がいるわけですから。そしてハムスターも対象になると子供のお小遣いで飼育している場合も困ります。

飼育できなくなった動物たちを処分するために法律で税が定められるとなると、子供たちにどのように教えたらいいのでしょう。命の大切さを教えなければならない子供たちに、要らなくなったら動物は処分するのだよ。しかも国か地方の税金で補助するんだよ。言えますか!!こんなこと。第一自分の頭が整理できません。

断固として反対です。

生きている動物たちのために、どうしても訳あって飼えない場合は、アニマル・シェルターを作って新しい飼い主を探す。アニマル・シェルターだって国が既に作った要らない箱物で十分ではないですか。建設的意見ならペット税もありきでしょうに。

ホンマにしょうむない国に成り下がりました。

しばらく動向を見ないといけないかなと思う今日この頃です。


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