♪ 院長のココロなのだ!

若草山山焼き

月曜日, 1月 24th, 2011

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1月22日 山焼きを某所より見ました。

見ごたえのある景色ですが、残念ながら条件がいろいろ合わず、ガラス窓に張り付いてやっとこさ撮影が出来ました。

できればシャッターを開けっ放しにして撮影したかったです。

すると花火と山焼きがまるで同時に実施されたかのような写真ができあがります。

 

 

 

 

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煙を上げて燃え上がる若草山。猛々しい表情です。昼間見るお山とは全く表情が違います。

この山焼き。そもそも発端というのは明確にはわかっていないのだそうです。

昔は東大寺さんと興福寺さんは仲が悪かったそうです。(今は知りません)

そんな中、近くの農民が家畜の飼料確保のために山を焼いていたのですが、その火が東大寺まで及ぶので、度々奉行所に申し出て中止を願っていたそうです。奉行所は若草山の領地が興福寺のものだった事から話はきな臭くなってきたのです。

そんなとき寛永3年江戸から老中が来る事になり、若草山麓の掃除を誰がするのか!ということになり、奉行所は掃除の場所を東大寺側と興福寺側に振り分けました。しかし納得しないのは東大寺側でいろいろ奉行所に願い出ている間に、とうとう唐招提寺と法隆寺に仲裁を頼んだり、最後は奈良奉行が5万日(136年)も若草山を預かったという俗説もでる始末です。このような背景でいろいろな風説が風説を呼んで今にいたっていると書かれてありました。

(参考出典:若草山山焼きガイドhttp://www.kasugano.com/wakakusayama/trivia/index.html

人のすることは争いが多いです。

奇跡の惑星 地球 水

土曜日, 1月 8th, 2011

この地球という惑星は生物が生息できる条件が奇遇なほど整っているのだそうです。

天文学者、生物学者、宇宙飛行士などなどの話を順番に聞きながら検証する特番「仲間由記恵の蒼い地球」の放映がありました。彼らのいう共通項は「水:H2O」です。他の星にロケットでたどり着いても水が見つかったケースはいまだにありません。これは銀河系の中でも太陽から丁度いい距離に存在しているからで、少しでも近ければ暑過ぎて生命が誕生できないですし、遠ければ水は凍ってしまいます。

学者は遥か彼方の星を巨大な反射望遠鏡で覗いて、生物の棲んでいそうな星はないだろうか?と探しているのですが、そのポイントは水です。光の反射でその分子量を測定しその星の性質を見抜いているそうです。でもいまだ水の存在している星は見つかっていません。

我々は偶然中の偶然の星に生まれ育ち、何も不自由なく当たり前に生きているのです。これは既に奇跡です。奇跡以外の何者でもありません。

 

そしてチャンネルを変えると「今日本の水系が中国に狙われている」という番組です。ここでも「水:Water」です。

中国は既にご承知の通り水事情が大変悪く、粗悪な飲料水を民衆は飲まされているのです。国が太鼓判をおしているペットボトル入りの飲料水ですら、国内向けにバラック小屋の中で半分裸の御仁が、いわれのわからない蛇口から水をペットボトルに注ぎ、コピーされた国の封印となるラベルを貼っている作業が放映されていました。要は水のコピー商品です。もちろんとんでもなく粗悪でしょう。

こんなことは中国国民は知っているわけです。だから手っ取り早くよい水を入手したい(それでも手に入るのは一部のお金持ち層でしょうが・・・)。そこで奇跡の島 日本の水系を買い、これを商品化した方が高く売れる、と踏んだわけです。既に数箇所の水系に中国から打診があったり、表向きは日本企業の名前だが、水面下では中国企業が資金を出していることもざらにあったそうです。幸いにも水際で防がれているそうですが、大抵水系を所持している方は、今は手付かずの山林も持っておられ、税金ばかりかかるが実際の収入にはならない事情から、一刻も早く手放したい気持ちが強いそうです。でも他の国に、大切は水系は渡せない!という信念でしょう。

しかし北海道の1箇所だけは既に香港企業に渡ったそうです。

本来なら建設的思考で水をきれいにするプラントを導入し、これを国民に広く供給するのが国のあり方なんでしょうが、なぜか右から左へ持っていくことしか考えない。あれだけお金を持っているのに。

水。生物の起源でもあり、人も生まれたときはその80%が水。年を取れば60%に減るものの、水はとっても大切な宝物。

21世紀は水を制するものが生き残る時代になるのかも知れません。

生物は水場では動物種を超えてそれなりの緊張感と共に穏やかに過ごします。無駄な争いはしません。

人は水場争いをします。

まさに原点回帰。

当たり前に過ごすのではなく、奇跡の惑星地球に生まれ、奇跡の国日本に育ったことに感動し過ごさなければなりません。きっと神様に試されているような気さえします。

自転車事故多発

木曜日, 1月 6th, 2011

自転車が自動車に受ける事故が報告されていました。年間15~17万件ほど事故が起こっているそうです。その7割が交差点内で発生しているとも書かれてありました。

概要は交差点を目指して道路左側に設置されてある歩道を自転車が走行。交差点に差し掛かり、右後方確認もせずに横断歩道へ一直線に進入したところ、車が左折してきて自転車に接触。という図式です。

私も最近自転車愛好家の仲間入りを勝手にしたわけですが、自転車の道路交通法上の位置づけは軽車両といいます。軽車両は特別な場合を除いては車道左側を走らなければなりません。特別な場合とは1)13歳未満、70歳以上の人 2)自転車道として特別に設置されている場合 3)工事などで止むを得ない場合 となっている。ですから歩道はそもそも走ってはいけないのです。

それにヘルメット、自転車用の格好いいウェアーに身を包み、かなり軽そうで高級そうなロードバイクにまたがったオッサンが、簡単に信号無視して走っていく姿をよく見かけます。自分の子供に見られたら「自転車は赤信号でも渡って良いんだ~」なんてうそぶくのでしょうか。

そもそも自転車事故の大半は自転車の乗り手に問題がある場合が多いのではないでしょうか。自転車は自動車より弱いわけですから、自分で自分の身を守らなければなりません。

・ 走るレーンをよく考える

・ 自転車車体や自分の体に特殊なライトをつけて車に自分の居場所を知らせながら走る

・ 交通ルールは守る

・ ブレーキなどの整備は自分の責任で行う。出来なければ自転車屋さんにしっかりと見てもらう。(最近ピストというタイプの自転車が一部では流行っています。競輪選手が乗る自転車です。これにはブレーキが本来ついていません。公道を走るときでもブレーキをつけてない人がいるそうです。これは論外です。とっさに止まる事が出来ない自転車。これは走る凶器ですし、極論を言えば事故にあっても責任は全てその人にあるとしか言えないでしょう。自分を守れないわけですから、他人を守れるはずがありません。)

しかしこれらを守って走るととっても楽しい移動手段であり、楽しい視点を与えてくれます。また自転車同士のや歩行者との譲り合いからホットな会話も生まれます。

自転車やミニバイクは軽く見られがちですが、ひとたび走れば生身の人間や動物にとっては凶器にすらなることを自覚して乗ることがとっても大切だと思います。

数年前、ある高校生がクラブの帰り道、老人に自転車で接触しました。携帯電話をいじりながら走っていたのす。老人は無念にも亡くなられました。高校生は鑑別所にて過ごしました。彼はとっても悔いました。悔いて悔いて悔いつくしました。そして再び高校生活に戻りました。彼は保護司さんに「もう野球も辞める。」と主将として情熱をかけてきたクラブ活動にも終止符を打とうと相談してきました。そんな矢先、かつてのクラブ仲間の熱烈な応援がきっかけで、再度地区予選にでるところまで社会復帰したそうです。それでも彼は一生事故の責任を追い続けて行くのです。長い長い人生、彼が生涯自転車に乗るのか乗らないのかはわかりません。でも携帯電話をいじりながら自転車に乗るという行為は、誰が考えても危険な行為です。「まあいいやあ。ちょっとくらい」の気持ちがこんな事故を起こします。

本当に怖いですねえ。

追伸、

自転車のライトっていろいろあります。前につけるのは白色、後ろにつけるのは赤色。ってご存知でした?

ズボンの裾に巻きつけるベルトにライトがついたものや、サドルの後ろに付けるライト。時には衣服や腕につけるライトもあります。これで自動車に自転車の存在を知らせるのです。これを巻いて走っているだけでも、ちょっとした自転車乗りの気持ちになることができます。

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記憶

木曜日, 12月 30th, 2010

今日は少しまともな話。

記憶をつかさどっている脳の部分は海馬といいます。

空間的学習能力にも関与しており、様々な学習記憶が作動する場所なのです。

しかしここは血液の供給が減少したり、長期間ストレスがかかってコルチゾールという副腎皮質ホルモンが増加しただけで、海馬は萎縮してしまうナーバスな場所でもあります。心的外傷すなわちPTSDやうつ状態になるとこの細胞は萎縮してしまうのが確認されているそうです。

海馬の研究は最近目覚しく、アルツハイマー病においてもかなり重要な脳の位置でもあります。

今後海馬を支えるサプリメントや薬が発達してくる予感がしてきます。

ちなみに私、記憶がどんどん苦手になってきてますが、海馬が河馬になっているのではないかと不安です。

パンク修理と中ノ島イルミネーション

金曜日, 12月 24th, 2010

23日。天皇誕生日、午前の診察が無事終わり、以前から予定していた「Brompton(折りたたみ自転車)のパンク修理講座 in Bici Termini」に行ってきました。

到着時にはすでに講義(お店の横の路地で)が始まっており、10名くらいの方々がとても熱心に聞いておられました。(公式発表20名くらいだったそうです。)

その後自走で持ち込まれた自転車を材料に、オーナーの方々が「こうかなあ?ああかなあ?」「いやいや。もしかしたらこうではないですか?」とかアドバイスをしたり受けたり、本当に楽しい空気が流れておりました。ほとんどの方々は初対面でも、趣味を同じくするということは楽しいもんだと改めて感じます。またいろいろ諸先輩方に技術的なことを聞いても、嫌な顔一つせず、時にはドヤ顔(今風で言う自慢顔のこと)でそして笑いを含めて教えてくれます。

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一言でパンク修理といいましても、いくらかの難所があります。この一連の作業をお店の店主がされると、小学生でもできそうな手さばきなんですが、ひとたび全く初めての各オーナーが作業すると3~5倍以上の時間と手間がかかるのです。そして難関に来て店主に相談するとサササッとやって見せて、また元に戻します。「さあ。やってください。」

とっても親切な店主です。いや、嫌味でなくてこのまま終われば自分が楽になるのに。これが愛情です。いざ外出先で困るのは自分ですから。

そして必ずお約束の一言「まるで自転車屋みたいでしょ。」何度もここで笑ってしまいます。

とうとう夕方の4時をかなりすぎた頃、路地には寒い風が吹き出しました。考えたら1日前が冬至だったのですから、日の入りは早いはずです。1人帰りまた1人と家路へと向かう時間帯です。私も名残惜しいとはいえ帰宅するため地下鉄の駅を目指しました。すると馬場町に差し掛かった頃、目の前にライトアップされた大阪城が見えてきました。「あっそうや。写真撮ろうか。ん~?待てよ。中ノ島のイルミネーションがあと2日で終わりだなあ。そっちに行ってみよう!」と帰宅時間を1時間遅らす事にしました。

淀屋橋から公会堂を目指せば良いはず。

駅に降り立ってびっくり。大勢の人、人、人。御堂筋の並木はうつくしくLEDで彩られ、幻想の世界のようです。

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中ノ島に入るとより一層多くの方々がそぞろ歩きで楽しんで居られました。

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光の芸手術はきらびやかで美しい限りでした。

 

 

 

 

 

その喧騒から少し離れて川沿いに歩いてみると、なんと、静かで穏やかな時間を見つけました。e697a5e98a80

日本ではないみたいな空気です。この建物は日本銀行です。おそらくかなり著名な建築家の作品でしょう。

こんな時代もありました

水曜日, 12月 22nd, 2010

この絵。誰だかわかります?

そうです。天地真理です。最近メディアで時々拝見することがあるそうです。真保さんという娘さんと一緒に出ておられるそうです。この絵は真保さんが得意の絵でカレンダーを作ったという事で、ある方から頂きました。

 

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白いギターを持ってブランコに揺られて歌っていたときがありましたねえ。なつかしいなあ。

このころ私は軟式テニスばっかりしており、家に帰ったら直ぐに寝ていたような記憶が鮮明です。

観察

月曜日, 12月 20th, 2010

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かわいいでしょ。お昼の1時間ほどの合間にカワセミをみた公園に出かけました。あれ依頼カワセミ君には会えません。

公園をぐるりを歩いていると目の前の小枝が揺れています。よ~く見るとメジロです。その距離2mくらい。そっとカメラを構えて・・・。

でもなかなかモデルさんは思いのようにポーズを取ってくれません。

辛抱、辛抱。

12月21日 皆既月食

木曜日, 12月 16th, 2010

12月21日は3年ぶりの皆既月食だそうです。太陽、地球、月の順番で1直線に並んだとき発生する現象が皆既月食といいます。

近畿地方での皆既月食始まりは16時39分ごろで、地平線に出てくる前だそうですから見ることはできません。

しかし17時17分ごろ、東北東の空を見ると赤銅色の月食がピークになっていると思われますので楽しみにできるはずです。

日食とは異なり、特殊なレンズもフィルターも要りません。ひたすら天候が晴天である事を祈りましょう。

水戸黄門?

月曜日, 12月 13th, 2010

定期的に来られる猫のBちゃん。爪を切って、お耳のチェックして。

今日はお尻にある肛門嚢もチェックしました。

すると横からご主人が一言「助さん格さんですなあ」

意味がわからず「え?何ですか??」と聞くと「いや。水戸黄門(肛門)・・・。」

「あ。は~~~。」とばかりに気が抜けた夜最後のやや疲れ気味な診察でした。

野鳥観察

金曜日, 12月 10th, 2010

久しぶりに天候が良いので、銀行からの帰りついでに(ホンマについででしょうか)とある公園に足を延ばしました。自転車でも心地よい距離です。目的はカワセミです。

職場体験に来た中学生から得た情報だったのですが、カワセミがその公園にはいると言うのです。

そして視察がてら双眼鏡を持って意気揚々と公園の入り口に差し掛かったとき、何故かこういうときは誰かに見つかるのです。今回もしっかりと「先生!」って、呼ばれました。「あああ。こんにちは~。実はね、この公園にカワセミがいるって聞いたので・・・」誰も聞きもしないのに言い訳を言ってしまいます。了見が狭いです。もちろん世間も狭いです。

そしてじっくりと池を見て回ります。このとき既に僕はカワセミになるのです。そしてカワセミなら留まりたくなるような木や場所を見つけるのです。そして数十分いろいろな鳥をみたあと、いました。きれいな緑がかったコバルトブルー。胸はオレンジ色。足は赤。カワセミです。

おそらくここだろうなあ、と目星をつけた場所に数分粘っていました。すると先方から動いて知らせてくれました。

今回は双眼鏡だけだったので撮影には至りませんでしたが、生涯で3回目のカワセミ遭遇でした。300mmの望遠レンズで十分に捉えられそうな距離でしたので、しばらく通えばきれいな写真が撮れると思います。

その後2羽のメジロにも会いました。やっぱり野生のメジロは色がきれいです。

メジロもカワセミも病院に運び込まれたことがあります。しかしいくら手の中で見ても色が褪せています。お日様に照らされてキラキラしている野鳥が一番きれいです。


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