♪ 院長のココロなのだ!

ジャイアント・ペンギン

水曜日, 10月 6th, 2010

皆さんはご存知ですか?ジャイアント・ペンギン。

数年前より年間数校、小学校の生活科授業で「命の学習」というテーマをもらい、1~2年生対象で着ぐるみ劇を実施し、ウサギやイヌそして子供たちの心音の聞き比べをしたり、質問コーナーを設けたりして、実際に動物との触れ合いを通じて命の実感を持ってもらおうという試みをしております。

2年ほど前のとある学校でした。質問コーナーを担当していたとき「じゃあ、次の質問。どうぞ。」と投げかけたとき、「おそらく判らんと思うけど」ととある子供に前置きをされました。内心「そんなことあるかい!」と高をくくっていたら、子供は自信ありげにしたり顔で「ジャイアントペンギンってどんなペンギン?」って聞いてきました。これは質問ではなく挑戦です。しかもかなりな難問。

正直判りませんでした。知りませんでした。子供にも「ゴメン。知らない。調べておくね。」敗北宣言です。すると子供は既に知っていて「これはね、今はいないの。大昔はいたの。」どうやらお父さんかお母さんから聞いてきたのでしょう。泣いて帰りたかったです。

現在は化石でしか発見されていないペンギンだそうで、身長が150cmもある大きな大きな体です。

このペンギンの化石が先日ペルーで見つかったという記事を読みました。その瞬間前述の記憶が蘇って来たのです。

ジャイアント・ペンギン=小学生が怖い。

新しいポスト

木曜日, 9月 30th, 2010

お盆前くらいでした。ポストの蓋が閉まらずにだらりとだらしなく垂れてしまいました。壊れてしまったのです。

うちのポストはアメリカ映画でみる、かまぼこ型ポストで、これを予めかまぼこ型にくり貫いた壁に埋め込み、片側から投函してもらい反対側から取り出す方式なんです。もちろん我流です。通常かまぼこ型のポストは投函も取り出しも同じ側からが基本形。ポールに立てるのが当たり前。それが壁からポストが飛び出した形です。

長い間の雨ざらしにとうとう金属製のヒンジがさびてしまい補修不能を宣告しました。

そこで登場したのは真っ白のかまぼこ型ポスト。取り出し用にするため、固定されていた裏蓋を切り抜き、真っ白では愛想がないので家内に頼んで可愛い小鳥たちをトールペイントをしてもらい何とか体裁が繕えました。

そして古いポストを壁から外すのですが、これが大工さんによってしっかりとパテで固定されていてやや難渋しましたが、暑い夏だったせいもあり汗をかきかき無事摘出。そして新しくなったポストを装着。なんだかしっくりときました。

そしてパテで壁と固定。

うんうん。出来上がりです。少々パテの表面は粗い仕上がりですが素人にしては上出来!上出来!

同時に隣りにあるインターホンのトールペインで描かれたウェルカムボードも交換。統一感が出て来ました。

ひそかなHOME DEPO。そして自己満足!どやっ!!(えっ?トールペイントがポイント稼いどるって?裏方は目立ちませんか~。結構微調整に苦しんだんやけどなあ。)

h220925e3839de382b9e38388-1

負けに不思議の負けなし

土曜日, 9月 25th, 2010

9月上旬。大阪はとても蒸し暑い日でした。こんなとき大阪駅前の某所で近畿の獣医師が集まる大会がありました。駅前のイチョウの木は青々とした葉をつけ、秋の訪れを待っているようです。今年は秋が僅かでしょうから、イチョウもこまるのでしょうか。一方駅の北側では民主党党首の選挙に伴う、管、小沢両氏による街頭演説が行われていたそうです。

たいてい大きな学会や大会では、学会長や会長と言われる方のお話があります。どこの会社や社会でも同じことだろうと推察いたしますが、私、昔からこの話の間は頭がお留守になることが多く、別のことを考えたり、その方のお話を面白く解釈することに没頭する時間にあてたり、睡眠の時間にすることが常となっていました。

しかし先日行われた獣医師大会で、久々に聞き入ってしまったのでした。不覚にも・・・?(実は前列から2列目に座らされてしまったからです。)

その中で楽天イーグルスの監督をされていた野村克也さんの言葉が出て来ました。

「負けに不思議の負けなし。勝ちに不思議の勝ちあり。」予想もしなかった勝ちはあるが、負けた試合の分析をしていると必ず理由がある。というものです。

たくさんの事例を挙げてお話してくださいました。

う~ん。ぼんやりしていても上手くいくこともあるが、万全を期したつもりでも僅かな隙間からミスが生じる。だから成功しているときはかえって注意が必要。と言うことですね。心に刻んで日夜精進いたします。

ありがとうございました。

犬と猫の楽しい楽しい同居風景

火曜日, 9月 14th, 2010

「チワワとトラ猫」ってご存知でしたか?チワワとトラ猫の写真を紙芝居のように台詞を入れて日常の出来事を載せているサイトです。作者のセンスが光ります。ある飼い主様より紹介していただき閲覧したところ、表情が豊かでとっても愉快でした。一度ご覧ください。

http://chiwatora.blog7.fc2.com/

うちにも今、チロっていう猫がいます。脇に首輪が引っかかってしまい、皮膚や皮下組織が壊死してやってきました。最初は簡単に癒合すると判断したのですが、実はこの症例、とっても困難な症例だったのです。そこで現在時間をかけて治療と観察を続けております。

この猫、ヒトも犬も別に臆することなく接してきます。ホントマイペースです。

どんな味だったの?

木曜日, 9月 9th, 2010

泥酔状態で寝ていたヒトを起こした警察官が咬まれたと言う記事。咬んだヒトは30代の内科の先生。虫の居所が悪かったらしく、起こし方が悪い!という理由で咬んじゃったらしいです。それぞれ理由はあるけれど、咬まれた警察官に同情します。

そうそう、うちのスタッフ。子供の頃歯医者さんの手を咬んだらしいです。めっちゃくちゃ怒られたって言ってました。

さて、咬んだのはだれでしょう~。

ムカデおそらく25匹

月曜日, 9月 6th, 2010

朝から看護師さんたちが騒がしいんです。

理由を聞くと3cmほどのムカデの子供が出たそうです。子供が出たと言うことはまだまだいるんでしょうね。これは困ったことです。と言っているところへまた出現。オヤオヤ。そう言えば親はどこにいるんでしょう。

そして夜の掃除の時間です。これまでに既に数匹が捕らえられました。

どうやら2番の部屋を中心に分布しているようです。思い切ってゴミ箱の入っているシンク裏を探しました。いました。まずは3匹がすばやくシンクの裏に逃げ込もうとしています。まずは捕獲。そしてここに入っていた雑物を出したところムカデの子供がバラバラと落ちてきました。どうやらこれに卵を産みつけたのでしょうか。全てゴミとして出しました。そして隙間に殺虫剤を噴霧。

気が付けばおそらく25匹は捕まえたようです。

今夜は夢にムカデが出ませんように。

ミニとブロンプトン

金曜日, 9月 3rd, 2010

クーパーという名前で代表されるミニという自動車。

ブロンプトンという名前の折りたたみ式自転車。

双方の共通項はMADE IN 大英帝国です。もっともミニは今や本国を離れしてしまいました。またブロンプトンも一時は台湾で作られていたのですが、現在はまた本国に戻っています。

イギリス人というと背高のっぽの山高帽子に傘を持って・・・とイメージが先行するところですが、実は小さな乗りものを好むのですね。

私はイギリスに行ったことがありません。推測するに、街は案外狭い道なのでしょうか。また移動手段に電車などが使われているのでしょうか。

一度検証するために訪れたい国です。

奈良フードフェスティバル2010

火曜日, 8月 31st, 2010

奈良公園で10月1日~31日の期間、人気シェフによる饗宴が行われるそうです。昨年に続き2年目の試み。奈良もやるもんですね。

http://www.cucal.net/2010/

最近奈良で行われるプログラムは楽しい企画が目立ちます。

奈良マラソン、奈良公園での数々のコンサート、今回のフードフェスティバル。いずれも遷都1300年祭に絡めての企画でしょうが、奈良という保守的な街にしては、画期的な内容が多く「奈良もこんなことができるんだ~」という意識を持たれた方も多いのではないでしょうか。

自転車レース・・・ツールド奈良なんていうのも面白そうです。また小さな自転車(ミニベロ)で行うレースもいいと思いませんか。なんせ環境には問題ないでしょう。

寺院や古墳をめぐるスタンプラリー(既にあるのかなあ)

どんどん街から発する力で多くのヒトを求心し、奈良がもっともっと楽しめる街になってくれれば良いと感じます。

先日も京都から西大寺に向かう電車に乗っておりますと、多くの観光に見える方が乗車されていました。少し前まではこのような光景はあまりなかったのですが、ガイドブックを開いて楽しそうに話しているご夫婦などを拝見していると嬉しくなりました。

自転車~ポタリング~

火曜日, 8月 24th, 2010

自転車って周囲では乗れて当たり前という雰囲気がありませんでしか?小学4年生までの私にはとても負い目でした。

我が家は4人家族。自転車に乗ることができたのは父と姉。母は自転車なんて絶対に乗らない。乗るなら4つのタイヤが付いていれば乗る!と言って、当時奈良に越してくる際、学園前はまだまだバスの未開地でしたから、これをきっかけに40歳という年齢にも関わらず免許を取得し有言実行したほどです。80歳を過ぎた今でも運転しており、いまだにミッション車(クラッチがついた車)を使用しています。

こうなると乗り物に乗れない私としては家族中で立場が悪いわけです。そこで父や姉からも強く勧められ(いわゆる強制というやつです)練習に励むわけですが、なんせ小学2年生の体格(クラスでも小さいほうでした)にいきなり24インチの自転車を用いて、しかもどこで聞いてきたか判らないのですが補助輪があると上手にならない!!なんて言いながら、うしろでちゃんと持ってるからねってわざわざウソをつき補助してくれるのです。当の本人はそんなことお見通しで、あっ今手を離した~ってわかるんです。こんなことを繰り返してとうとう挫折を味わうことになりました。

そして長らく自転車の世界とはオサラバしたのですが、奈良に引っ越してくるとこれが本当に移動手段がなく、ただひたすら歩くか母の運転する車に頼るしかなくなりました。そして近所の年下の子と遊ぶとき、彼は自転車。僕は徒歩。これではバランスが取れません。彼が自転車で移動するとき、その直ぐ後ろを僕が走らなければ遊べません。まるで馬上の殿様と槍を担いだ歩兵の図式。

こうなると子供ながらに情けなさがこみ上げてきて、自転車に乗りた~~いとモチベーションが一気にあがりました。

ここまで追い込まれると後は速いものです。1週間もしないうちに町内を自転車で自慢げに一周してました。

さあ自転車さえあればどこへでも行ける。そんな希望と夢が広がり、ブルーブックスから出版されていたサイクリングの本を幾度も幾度も読んで、パンク修理や簡単な整備方法まで学びました。またポタリングという単語を小学生のときに知りました。ポタリングとは自転車に乗って散歩することという意味だったと思いますが、単なる移動手段としてガンガン走るのではなく、周囲の景色を楽しみゆっくりと走るのです。いずれこのポタリングを実行してみたいと思います。この当時「ゆっくリズム」という概念をイラストレーターの真鍋 博さんが提唱されていたものです。急ぎすぎる日本に警鐘を鳴らしていたのでしょう。

お陰で中学、高校と自転車通学を致しましたが、こうなると怖いもので両手を離して何kmでもいける自信すら出てくるのです。もう曲乗りです。しかし神様は見ておられたのでしょう。通学途中、小型ダンプの下にもぐりこみ、あわや!という事故にあいました。3ヶ月間の松葉杖生活をしました。

その後車社会になじみましたが、やはり最近また自転車の魅力に引き込まれそうです。

ところが最近、自転車の事故が深刻化し、また日本での自転車の法整備が遅れているため、自転車と人の衝突事故が重大な社会問題に発展してしています。これを受けて自転車が引き起こした人身事故に5000万円の高額賠償の判決が下っております。

たかが自転車と言わず、事故は起こしても起こされても怖いものです。お互いが安心して暮らせるような気遣いがあれば事故はなくなると信じます。

たとえ自転車と言えども歩行者にとっては走る凶器になりえるのです。しっかりと整備して歩行者を守り、お互いを尊重しあえば、車でも自転車でも事故はなくなるはずです。

もう一度ポタリングの精神を考えてみたいと思います。

ミニベロ

土曜日, 8月 21st, 2010

何気なくあるカード会社の雑誌をペラペラっと見ていました。すると自転車を題材に文章が書かれてあります。その中に「ミニベロ」って単語が。なんじゃ?このミニベロって。小さいベロ(舌)?文脈からは小さいタイヤをつけた自転車のことが読み取れます。ミニはわかるとしてもベロとは?と調べてみるとフランス語で自転車だったんのです。そう言えば最近観光地では「ベロタクシー」と言われる運転手さんが漕いで動かすFRP製の人力車を見たことがあります。ベロは自転車のことでしたか。一つ勉強になりました。

m3r10_g

そのミニベロ。イギリスの造園家が開発したブロンプトン(BROMPTON)という折りたたみ式の小径自転車が紹介されていました。なんでもロンドンのビジネスマンが地下鉄に持ち込んで愛用する通勤用自転車だそうです。これには面白いレースがあって、ビジネススーツに革靴を履き、まじめにこの自転車に乗ってレースをするそうです。楽しそうでしょ。こんなレース。ならやま大通りでもできないでしょうか。ちょっぴり憧れる自転車でした。


Copyright © 2009 山尾獣医科病院 All Rights Reserved.