♪ 院長のココロなのだ!

いよいよ4月

水曜日, 3月 31st, 2010

いよいよ明日から4月です。・・・って言うのと、3月も終わりになります。・・・・って言うのは雰囲気が異なります。前向きに行くことにします。

仕切りなおしで、明日から4月です。気温もボチボチ上昇気味になると予想されていました。

2日ほど前、会議で県庁に行った帰り、ほんの数分寄り道をして「氷室神社」の枝垂れ桜を見てきました。何でも聞くところによれば奈良(県か市かは不明です)で一番早く咲く桜だそうです。その日は冷たい風が吹きさらす中、みぞれが降るような気候でしたが、それにも負けずとてもきれいな枝垂れ桜は見事です。それを横目にモクレンがやさしく花を咲かせ、なんだかこの淑やかさに心を惹かれました。dsc_1325dsc_1330dsc_1359

WIN7 64ビット

木曜日, 3月 11th, 2010

先日仕方なくパソコンを新しくしました。出費です。こんな期末に・・・・。(と言いながら少しうれしいのです。何故か機械物が好きです。)

せっかくなので多くの方々にアドバイスを頂きながら、WindowsXPからWindows7に変更し、あまり詳しくはわからないのですが32ビットから64ビットというものに変えました。これはパソコンの中のメモリーを多くしてあげることにより、64ビットだと相当データの処理能力が速くなるのだと聞きました。ちなみにメモリーは4Gにしてみました。

しかし今までXPで動いていたソフトやプリンター、スキャナーなどは動かなくなる可能性が高い確率でありましたので、事前にメーカーのHPサイトへ見に行って、対応策があるのかどうかを調べておきましたところ、どうやら上手くいく公算が高いということでした。

そこで注文してみました。ちょっと度胸がいる買い物です。

3日後新しいパソコンが届きました。恐る恐る作業を開始。メーカーサイトから新しいドライバーという機械を動かすためのソフトをダウンロード。そして接続。すると確かにプリンターもスキャナーも順調に動いてくれます。今のところは。

ただこう言う処理作業は時間が経ってはじめて、ここが動かない・・・、ここが以前と違う・・・という症状が出てくるみたいです。まだまだ安心はできません。

そして次に住所録ソフト(筆まめ)もWindows7対応のものではなかったのですが入れてみました。拒否されるかそれとも例え入っても動かないかと思っていたのですが、現在のところ動いてくれます。

後は動かなくなったパソコンからデータを取り出して入れてあげるだけです。

さて、どうやって取り出そうか。これからの空き時間を見つけては作業を続けます。これにはとてもよいツールを見つけてもらいました。

感想としては案外いい感じのパソコンに出会えたようです。感謝。

パソコンの故障

火曜日, 3月 2nd, 2010

2008年11月にはデータを記録しておくハードディスク(HDD)が動かなくなりました。結局その中のデータは取り出せずに終りました。しかし数ヶ月前までに取ってあったデータを元に何とか新しいHDDが動き出しました。それ以降別のHDDをしっかりとサポートさせておいたのは言うまでもありません。

そして2010年2月。朝10時まで動いていたパソコンがそれ以降突然見ることができなくなりました。ファンやDVDのトレーは動くのですが画面が真っ黒です。でもモニターは正常に他のパソコンにつないでも機能しております。詳しい方に相談すると、BIOSというところがおかしいのではないか?ということです。これを修理すると3~5万ほどかかるよ、というお達しでした。

まだ4年しか使っていないのによく壊れてくれます。

今売られているのパソコンはwindows 7というOSで動いておりますが、私のパソコンは2世代前のXPです。問題はXPでうごいていたソフトや周辺機器が7になって動くのかどうか・・・・・。問題は山積です。

機械だから壊れるのは仕方ないとしても、せっかく使い慣れた周辺機器や気に入ったソフトが使えなくなるのは困ります。結局買い替えてゆくと、かなりパソコン環境に投資しなければならないということです。

そのうちXPもサポートを受けられなくなるでしょう。そうなると遅かれ早かれ新しいOSや新しい環境に変えなければなりません。

便利な機械なんですが、維持管理に手間がかかるのが困りものです。

Macはその点どうなんでしょう。もっと簡便なのでしょうか。

不忍池のカモ

土曜日, 2月 20th, 2010

先日全国学校飼育動物研究大会という研究会が行われ参加してきました。この研究会は全国の小学校、幼稚園の先生。大学の先生。文科省の視学官や調査官。獣医師。獣医学生。教育学部の学生。などが集まり、子供達と動物の介在教育について話し合う研究会なのです。いろいろな観点からの報告があり、とても興味あるお話しが楽しみです。

会場は東京大学 弥生講堂。

そこで上野駅から不忍池へと足を延ばし、そして大学へとルートを取りました。。不忍池ではカモがたくさん飛来していると聞いていましたので楽しみに足を運びました。するといました。いました。たくさんのカモたちが・・・。

そっと近づいてみました。楽しそうに泳いでいます。

しかし奈良のカモとちょっと違います。

逃げないのです。寄ってくるのです。カモだけではありません。スズメまでが逃げません。

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近くの人たちによって餌付けされているようでした。

だから東京でカモの親子が道を渡っているTV報道があるのですね。やっと理由がわかりました。でなけりゃ野性のカモが都会のど真ん中で人の近くを悠々と歩くわけがないのです。なんたって野生です。人を怖がらない環境は周辺の人たちが暖かいからでしょう。それにしても人間を舐めきってます。

確かにシベリアからやってくるマシコという鳥は、シベリアでも人をあまり見ないせいか、日本にやってきても人を怖がりません。でも東登美ケ丘の池にやってくるカモは、カメラを向けるとそそくさと池の中央に泳いで逃げます。

この写真は標準レンズで撮ったものです。ホントに手の届く距離です。

人と動物がお互いに住める環境はとっても素晴らしいことです。できれば人と人も上手く共存してもらいたいものです。

節分の小旅行 3

水曜日, 2月 10th, 2010

お腹も空いたので四条まで出ることにしました。

市バスに乗って数区間です。

途中八坂神社の前にある交差点でバスは止まりました。そして右折。動き出そうとしたとき運転手さんは声をかけてくれました。

ごきま~す。」

標準語では「うごく」ですが、関西では「いごく」「いのく」などと聞くことがあります。そう言えば祖父や両親も車や虫を見ては「いごいてるなあ」と表現しておりました。聞けば判るのですが、すっかりと頭の中では使わなかった言葉でした。確かに何かの拍子に使うことがあるでしょうか。

とりあえず祇園で降りて歩くことにしました。

京都の風景は目を休ませません。きれいな情景があるかと思ったら、とても近代的な建築があったり。そしてそっと流れる高瀬川。京都慕情の曲が流れてきそうです。

四条まで出ますと、もうすぐ姿を消すことが発表された阪急百貨店。さびしいですねえ。あの一等地はやっぱり阪急しか似合いません。あとはどうなってしまうのでしょう。

四条に出てきたのには理由がありましたて、この日の夜に食べる太巻きの購入!というミッションのためです。そこで阪急の食品売り場を探しました・・・・が、見当たりません。なかったのでした。知りませんでした。失礼しました。

そこでお向かいの高島屋に行って太巻きを探しました。あります、あります。いろいろなお店で売ってます。どれにしようかなあと探していると、1軒だけ長蛇の列を見つけました。1本1,000円もするのに、どうして??

人間はこの列に弱いんですね。自分の持っている情報が少なければ少ないほど、この列の長さに巻かれてしまいます。そして巻かれました。並ぶこと10分。そして手にするためにまた10分。さぞかし美味しいのでしょう。楽しみです。そしてあと忘れてならないイワシも入手。節分のための準備は終わりです。

ようやくこれで帰路につくことになりました。

追伸

太巻き、とっても美味しかったです。並ぶには理由があったのですね。

節分 小旅行2

月曜日, 2月 8th, 2010

平安神宮では既に豆まきのための準備でしょう、いろいろなところに柵やステージのような設備が設けられてありました。

e5b9b3e5ae89e7a59ee5aeae-6e799bde8998eefbc92ところで平安神宮に白虎のオブジェがあるのをご存知でしたか?幾度か行きましたが今回初めて知りました。また由縁でも調べようと思います。でも白虎には見えませんでした。

そこから北に10分ほど歩いたところに聖護院があります。特別な意味合いもなかったのですが、今回はなぜは聖護院の豆まきに参加して、ありがたい豆を持ち帰ろうと考えたのです。

すると先ほどまで青かった空が急に曇りだし、とうとう白いものがチラホラ降って来ました。

そんな中、今年の年男、年女の方々が紹介され、読経が始まり終わるや否や、遠くからほら貝の音とともに山伏が3名登場します。そしてその後赤鬼、黄鬼、青鬼が奥から登場し、僧侶達に豆を撒かれ懲らしめられ、そして退場してゆきました。

そして待望の参拝者への豆まきです。

私は右手にカメラですから、空いているのは左手だけ。これが頼りです。豆まきの時間はおそらく10分くらい。気が付けば左手でキャッチすること数回。何故か5つも手にしていました。6個目は眼鏡に当たって落っこちましたが、これはお隣の御婦人にお譲りしました。豆と思っていたら、結構痛かったです。

案外手を伸ばすと届くのだなあと感心しきり。これでありがたいお豆さんのご利益に預かりたいものです。

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節分 小旅行 1

木曜日, 2月 4th, 2010

2月に入って1日だけお休みを頂きました。予てより京都に行きたかったので、どうせなら節分に行っていろいろお参りもしてみようと考えておりました。

丁度天候もよかったので朝9時くらいに奈良を出発し、二条城にまずは立ち寄りました。家内がTVの番組で、芸能人の方がとっても美味しいキムチがあるよ、っていう情報を捉えていたためです。でもあいにくこの日は定休日。残念!

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そこで全日空ホテルで少しトイレをお借りして、そのあとホテルの裏にある和菓子のお店を教えていただきました。何でも川端康成先生もよくご利用になられたと聞いたもので、これは行っておかないと・・・と。お店は小さくこぎれいなお店でした。そこには羊羹に大納言の粒餡を上品に載せた細長いお菓子が目に付きました。聞けばこのお店の代表作だそうです。早速家族の分とスタッフの分を購入。お支払いの間、お店をぐるり見渡しておりますと、今入ってきた入り口の内側にしめ縄がかけてあるのが目に付きました。

お支払いが終わるや否や早速質問いたしました。

するとお店の奥さんがしめ縄屋さんから聞いて来られたところによると、松の内には門の外でお家を守ってもらい、その後お家の中にかけて守ってもらうのだそうです。お店はかなり古いお店のようでしたが、この風習はかなり最近取り入れられたようで、ご主人も説明に困っておられたようでした。しかし聞いてみるものです。一つ賢くなりました。

その後もう一見和菓子屋さんを冷やかして、一路目的地付近の平安神宮に車を走らせました。

ささやき声実験 その後

土曜日, 1月 30th, 2010

まだ声がでません。

無理にしゃべると三宅裕司。小声になると「森 進一です~」になってしまいます。

ホント院内が静かになっていいんだと思います。

そして今日もささやき声でお話しました。

しかし今日は「どないしたん、先生。風邪ひいたん?」って言われただけ。

昨日の法則は、今日の法則ではないと言うのがわかりました。

皆様、くれぐれもお風邪にはご注意ください!

ささやき声

木曜日, 1月 28th, 2010

とうとう風邪をひいてしまいました。12月にインフルエンザのワクチン接種してました。しかもこの数年連続6年ほど続けております。

そのお陰でしょう、診察を休みことなく続けられましたし、発熱も微熱で3日ほど続いただけでした。

しかしその後咳が止まりません。そして声もしゃがれてしまい、無理してお話を普通のトーンに近づけると咳が出てきます。

そこで苦肉の策がささやき声診療。(ただ声が出ないだけですが・・・・。)なんせ声帯に力を入れるとダメなもので、小さな声でお話しをするしかありません。

すると面白いのです。僕のささやき声を聞いた飼い主様が、一緒になってささやき声になっているのです。次々と試しましたがやはりささやきます。

きっと大きな声を出したらいけない理由、例えば壁の向こうで神経質なネコでもいて、音を立てないようにしているのかなあとか考えてしまわれるのでしょうか。それともつられてしまうのでしょうか。

一度周囲の方々で試してみてはどうでしょう。

獣医外科学の歴史

金曜日, 1月 22nd, 2010

机の周りを整理していると1冊の日本小動物獣医師会誌が目に止まりました。こうなると整理は進みません。よく見ると付箋が貼ってあり、どうやらじっくりと読みたいところがあったようです。パラパラとめくりそのページは・・・とみると消炎鎮痛剤による痛みのコントロールや抗腫瘍作用などのお話しでした。ところがその1ページ前に、短い数行だけしか書かれていない文章が気になりました。案外こういう項目が特に気なるものです。表題は「獣医外科学の歴史」、著者は本好茂一先生です。内容を少し書き出しますと以下の通りです。

595年 高句麗より慧慈という人が聖徳太子の師として来日しており、この人が太子流として馬医術が伝えられている

1603年 加藤清正らが韓国より仮名安驥集を持ち帰り出版

1725年 8代将軍吉宗がペルシャ馬を輸入し、オランダ馬医療の本が献上

明治初年 大久保利通が農事修学校を札幌と駒場に開設

と聖徳太子、加藤清正、吉宗、大久保利通とかなり大きなネームバリューの持ち主ばかりが出てきたのには驚きでした。最初は経験的な対応策やお祈り、漢方薬などの処方だったのでしょう。現代では麻酔、レーザー治療、果てはCT,MRI、PETなどによる検査から放射線治療も現実に行われております。

まさに獣医学は太古より行われていたのです。もしかしたら卑弥呼の遺跡発掘に伴って、また歴史の新事実がわかるかもしれません。


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