♪ 院長のココロなのだ!

バルク品マクロレンズ

土曜日, 9月 5th, 2009

皆さんはバルク品という名前をご存知でしょうか。説明書やきれいな梱包用の正規の箱などがなく、現品だけが保証されている商品で、基本的にはパソコン用品に使用されていた言葉です。最近ではバルク品セールなどと言って他の関連商品も出ています。今回私もバルク品と銘打たれ、メーカーより直接出てきたカメラレンズを入手しました。少々勇気は要りましたが、正規品の3割くらいというのですから、グラッときてもおかしくないでしょう。大阪の本町や日本橋にもこんな店ありません。

送られてきたときは「なんだろう?この箱??」というくらいレンズとは縁遠いものでした。送り状を見て「ああ~。」と言っ反応。中を開けてみて「おおおお~」。レンズです。もちろん外見上は全く問題がありません。早速カメラ本体にくっつけてみてファインダーを覗いて「いいですねえ」今まで見たことのない世界観が広がっています。

そもそもマクロレンズとは小さな物を大きく拡大してくれるレンズのことです。これをカメラに付けて撮影すると、花や昆虫、動物が生き生きとしているのです。植物にも動物にも毛があり、この1本1本がはっきりと見えます。このレンズを通して見える世界は日ごろ見えない部分を映し出してくれたり、見たいものをしっかりと撮像し、背景をきれいにボカしてくれるのです。技術のない私でも道具に頼るとこのような写真が撮れました。ちょっときれいでしょ。対コスト効果は抜群です。begonia1

風刺:麻生太郎編

月曜日, 8月 31st, 2009

選挙が終わりました。一つの審判が降りたところです。さて政権が変ってどうなるか。しっかりと見届けないといけません。大切なのはこれからです。

選挙前に読んだ毎日新聞のインタビュー記事で、松崎菊也(戯作家)さんが話していた内容の一部の概要を紹介します。思わず笑ってしまい、幾度も自分で繰り返して真似してしまいました。

麻生首相(まだ数日は首相ですから)は上から目線なので、とても表現しやすいというのです。例えば記者会見で、「首相!貧乏人の気持ちがわかりますか」と問われ、低いだみ声で「じゃあ聞くが・・・」と逆に切り返し「あなたは、金持ちの気持ちがわかりますか」と聞かれる。というもちろん架空のストーリーであるが、さもありなん、と言う内容に笑ってしまいます。彼ならやってしまいそうでしょ。

人はいろいろ癖を持っています。それを風刺してズバッと切り込むのはとても勇気が要ることでしょうが、切ってしまえば痛快な気分が残ります。しかし誰も傷つけてはいけない。笑いの大切な部分です。

さて皆さんはどのような癖をおもちでしょうか。

野球

土曜日, 8月 8th, 2009

今日から第91回全国高校野球選手権大会が開催されます。奈良県からは強豪天理高校が出場となりました。どんな熱い試合がみられるのでしょう。ここまでを目標に来た選手も多いと思います。心行くまで走り回って欲しいものです。

そんなこの時期、とある中学校野球部の試合を見る機会がありました。日ごろはあまり勝てないチームが出る公式試合でした。彼らはどんな表情で試合にいどんでるのだろう?という気持ちと、ファインダーから見たらどうなるのだろうと言う思いで、なれないカメラを持ち出しました。初回、いきなり4得点。どうしたんだ~?そんなチームじゃないでしょう。すると回を重ねるごとにジワジワと得点を入れられ、とうとう逆転されてしまいます。そうなんです。このチームはいつもこのパターンでした。初回で一気に盛り上がった雰囲気は中盤に差し掛かった頃にはすでに意気消沈、自暴自棄。選手の顔からは笑顔が消えています。みんな静かになってしまいました。ところがそこへ監督采配で代打を投入したことをきっかけに、再び塁上にはランナーが2人。そして相手のミスと打撃によってあっという間にまたまた逆転。大どんでん返し。挙句の果てには守備でも難しいセカンドフライのボールがグラブにすっぽりと収まる始末。最後はサードフライをキャッチしてゲームセット!!

yugo-e4b8ad3e8a9a6e59088-168子供たちの顔。素晴らしい顔。日ごろはあまり声が出ないチームなのに、「絶対にとってやるぞ~。オレのところに打たせろ~」なんて。普通のチームなら当たり前の言葉だけど、おそらくこのチームから聞いたことがなかったような。

日ごろテレビゲームばかりしている連中が、暑い暑い炎天下で一つのボールを追いかけて感動を覚える。きっとバーチャルでは物足りない感情が彼らを襲ってくるだろう。これこそ本物の感覚なんだよ。

さあ次の試合は強敵だよ。思いっきり声がかすれるまで叫んでおいで。

HACHI

火曜日, 8月 4th, 2009

いまやHACHI(ハチ)と言えばリチャード・ギア主演の映画の題名です。駅で飼い主を待ち続けた忠犬ハチのアメリカ版映画だそうです。8月には封切りですが、今見てみたい映画の一つです。

しかしハチといえば当院の初代輸血犬の名前でもありました。白くて紀州犬が混じったオス犬でした。そもそもは勤務していた病院に交通事故で運び込まれ、最初はとっても臆病な子でした。丁度その時期私が独立することが決まっていましたので、もらいうけ押熊にやって来たのです。すると臆病でいつも額にしわを寄せていたハチは、裏庭を元気に走っているうちに、とっても明るい表情になってきまたのです。それを見てつくづく環境って大切だなあ。と痛感しました。

なぜハチという名がついたのでしょうか。そもそも私の名前に「ゴ」が付いていたので、当時既に飼っていたシーズーに「ロク」とつけました。そして次は「ナナ」ですがこれではメスと間違えられてしまうので、一つ飛ばして「ハチ」となりました。余談ですが、その数年後メスの柴犬が迷い込んできたので、一時「ナナ」とつけたことあります。

hachi6e28099そして開業当時から今に至るまでに、病院待合室には白いランプのハチ君がいるのです。実は途中数年間、先代ランプのハチ君は割れてしまい、姿を消していたのですが、新しいこの建物になった時、新たな2代目ランプのハチ君(まるで1代目と同じです)が来たのです。これからもハチ君をよろしくお願いします。

どんどこ祭りの花火

日曜日, 8月 2nd, 2009

8月2日、生駒市のどんどこ祭りが開催されました。会場は生駒駅から数分山に歩いたところです。縁日も出てにぎわっていたと聞きました。私は家族を送ったあと、1人白庭台でカメラを構えることにしました。目的は・・・盗撮・・・?とんでもありません。「花火」の撮影です。なんせ初めての被写体。いろいろ条件があるのでしょうが、全くわかりません。でもとりあえず体験することにしました。

手持ちで撮影するとブレてしまうので三脚を立てて、カメラをくっつけて、さあ、あとは時間を待つばかり。周囲には時間が経つごとに家族連れが増えてきます。そんなとき後ろから「あの~。この場所だとどこに花火が出るのですか?」って聞かれました。どうやら装備からして常連さんに見えたのでしょうか。そういえばそんなことすら知らずに、大体の目安で構えていました。「すんません。この場所は初めてなもんで~」って謝る次第。

さあお約束の時間、8時が過ぎました。遠くでド~ンと音が。狙った場所とは少し違っていましたが花火が上がりました。しかし手前の山に阻まれてギリギリの構図。失敗です。この山陰を利用できればもっときれいな写真になるかもしれません。ところがです。どんどん本数があがっているうちに花火も景気が付いたのでしょうか、高さが増してきました。高さを変えるのは見ている人の首のトレーニングや疲れでも計算しているのでしょうか。一度聞いてみたいものです。

20分ほど経過したころ、花火は終焉を向かえ、周りは拍手で終わりました。もちろんシャッターの手は休めません。全部で400枚くらい撮りました。デジタルカメラだからできるのでしょう。

しかし帰ってみてみると、いいなあと思えるのは5枚くらい。後はシャッターを押すときにカメラがぶれたり、老眼でのピント調整にボケていたり、シャッタースピードが遅かったり、光の感度を上げ忘れたりと反省しきり。初回としてはまあこんなものでしょう。でも楽しい楽しい花火大会となりました。

そして帰り道、大粒の雨が噴出したかのように落ちてきました。

もう一度挑戦させてもらいましょう!次は鹿の台。

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世界水連と水着

金曜日, 7月 31st, 2009

昨年北京オリンピック開催前。競泳選手の水着が話題になりました。水着でタイムが縮まる!!というのです。ハイテクなお話しです。スピードという英国のスポーツメーカーが出しているレーザーレーサーという水着が一番当時速いとされていたのです。しかしこれに待ったをかけたのが、日本の、しかも大阪のメーカー、山本化学というゴム素材一筋の会社だったのです。この会社はそもそもは江戸時代回船問屋から始まるのだそうですが、第2次世界大戦中、潜水服の研究から現在のスキューバダイビングの素材を生み出し、世界シェア70%を誇るのです。そしてそのノウハウを活かしてレーザーレーサーに勝てる素材を発明したのです。その後いろいろな経緯を経て実績を打ち立てたました。がしかし7月下旬、世界水連はラバー素材、即ちゴム素材を使用してはならない・・・と決定しました。不況下にあえぐ大阪の製造技術。明るい光を見出してくれたのですが、世界水連が出した結果は無碍なものです。本当に悔しい思いです。

しかし山本社長はおそらく次の目標は見つけているでしょう。そして大阪の工業のけん引役となって行かれることだと思います。

自生植物群(いわゆる雑草)その後

水曜日, 7月 29th, 2009

雑草をいくらか抜いた数日後、朝6時に目覚めたのでコーヒーを飲みながら駐車場を眺めておりますと、数羽のスズメがやって来ました。草抜きで掘り返された土を一生懸命つついているのです。どうやらエサとなる虫や幼虫が掘り起こされてきたのでしょう。虫たちにとっては気の毒なことをしてしまったかもしれません。しかしこれも自然の摂理です。ゴメンな。

朝7時になると周囲はめっきりと騒がしくなり、車の音が気になります。バス、トラック、乗用車、バイク。そして7時半ごろには人の声も混じりだします。花や観葉植物たちにも水はあげたし、そろそろ朝食でも食べる時間です。そして1日の開始です。

自生植物群(いわゆる雑草)

火曜日, 7月 28th, 2009

昨日の昼間、予定していた手術が延期になりふと時間が空きました。長梅雨の空を見上げていると少しいい風が吹いています。そうだ!1時間ほどあるし、伸びてきた雑草を抜こうと奮起しました。うちには雑草の抜きの師匠がいます。看護士の縁光女史です。師匠に一言お断りを入れてから開始です。長雨のため、土も適度にやわらかく、いつもなら難航する根っこの長いタンポポのような植物もスルスルと抜けます。土の表面に張りめぐるように伸びて、乾燥にもとても強い植物もスルッと抜けます。ただ黙々と作業が進みます。一心不乱です。

植物はいかにして生き延びてゆくのか。なんて難しいことではないのですが、

1)根っこをなが~くして土の深いところから水分を摂っているもの。

2)土の表面にへばりつくようにして水分を摂っているもの。

3)摂った水分や栄養を肉厚の葉に蓄えているもの。

4)地下茎でつながりあってお互いが助け合っているもの。

5)必ず水分の多い壁際でしか生息しないもの

6)束になって繁殖してしまい、なかなか抜くことができないもの。そして束になっているので、その根っこの部分はとても保水がいいもの

この6種類が裏の駐車場には観察されました。まるで小学校の夏の宿題みたいです。

これってまるで人の生き方に似ていませんか?自分ならどのタイプで生きてゆくのか。少し考えてしまいました。

日食終了そして・・・

水曜日, 7月 22nd, 2009

皆様は日食、見えましたでしょうか。押熊町ではさっぱりの雲行き。挙句の果てには雨雲が西から太陽の位置を隠すようにやってきました。でもあんまり暗くはならなかったですね。これでイベントは終了です。次回は来年イースター島で日食が観測されるそうです。タヒチまで飛行機で飛んで、そこからイースター島へ。ゴージャスな観測旅行です。

ハ~。やっぱり奈良で見たかったです。しかし奈良市内でも少し見えたところがあったらしく、羨ましい限り。やはり日ごろのおこないでしょう。

さびしく残ったのは観測用グラスが二つ。かけた経費はざっと700円弱。まあ盛り上がりのためのパーティーグッズみたいなものでした。これを子孫代々受け継がせて頂きます。

さあ今週末は天神祭り。ご先祖をお迎えするなら燈火会。各地の花火。夏は忙しいぞ!

(なら燈火会http://www.toukae.jp/ とっても幻想的で世界に誇れる行事ではないでしょうか)

明日は日食・・・果たして天気は?

火曜日, 7月 21st, 2009

e697a5e9a39fe383ace383b3e382ba3準備は整いました。既に日食観察用レンズは2枚購入済です。登美ヶ丘イオンで6月中に入手しました。がしかし、これだけは神様にお願いするしかありません。お天気です。巨大テルテル坊主でも作りたい気分です。

明日の11時前後におきます車の運転は気をつけましょう。おそらくかなり真っ暗になるでしょう。そしてわき見運転も増えるでしょうから、なお気をつけてください。これは晴れても曇ってもご注意を。


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