9月上旬。大阪はとても蒸し暑い日でした。こんなとき大阪駅前の某所で近畿の獣医師が集まる大会がありました。駅前のイチョウの木は青々とした葉をつけ、秋の訪れを待っているようです。今年は秋が僅かでしょうから、イチョウもこまるのでしょうか。一方駅の北側では民主党党首の選挙に伴う、管、小沢両氏による街頭演説が行われていたそうです。
たいてい大きな学会や大会では、学会長や会長と言われる方のお話があります。どこの会社や社会でも同じことだろうと推察いたしますが、私、昔からこの話の間は頭がお留守になることが多く、別のことを考えたり、その方のお話を面白く解釈することに没頭する時間にあてたり、睡眠の時間にすることが常となっていました。
しかし先日行われた獣医師大会で、久々に聞き入ってしまったのでした。不覚にも・・・?(実は前列から2列目に座らされてしまったからです。)
その中で楽天イーグルスの監督をされていた野村克也さんの言葉が出て来ました。
「負けに不思議の負けなし。勝ちに不思議の勝ちあり。」予想もしなかった勝ちはあるが、負けた試合の分析をしていると必ず理由がある。というものです。
たくさんの事例を挙げてお話してくださいました。
う~ん。ぼんやりしていても上手くいくこともあるが、万全を期したつもりでも僅かな隙間からミスが生じる。だから成功しているときはかえって注意が必要。と言うことですね。心に刻んで日夜精進いたします。
ありがとうございました。