秋なのにクシャン、ズルズル~。って周囲で聞こえませんか?または毎年この時期うちの子は目が充血したり痒がるの!ってありませんか?
イネ科の植物花粉が暴れているようです。花粉はスギやヒノキだけではありません。イネ科には2つのピークがあるらしく現在は第2相期目。イネ、ススキ、エココログサ、タチガヤなどが9月の上旬まで、時には10月下旬まで占めています。ただし第1相(5月中旬)よりアレルギーの強さは少ないと言われています。
そして忘れてならないのがブタクサ、ヨモギ、ナカムグラという植物です。
これらの花粉は身近でいくらでも存在します。ただスギやヒノキのように花粉の重さが異なるせいか、遠方には飛んできません。聞くところではスギ・ヒノキは100kmほど飛ぶことができので、大都会でもスギ花粉症の方が多いのはそのせいです。
しかしヨモギやブタクサは散歩に行った時、体につけてくることが多いので、外出後はイヌやネコの全身を屋外でブラッシングしてあげることをお勧めします。また顔の周辺や足の裏も丁寧に絞ったタオルで拭いてあげるのが良いでしょう。アルコールや香料の入ったウェットティッシュは使わないでください。
もちろんお散歩に連れて行った人も衣服や髪の毛をしっかりと払っておきましょう。時には顔を洗って皮膚に付いた花粉を落とすことも必要となります。
家族に花粉症の持ち主がいる場合、全ての家族が協力してあげないと本人は楽になりません。
お互い様の気持ちで接してあげてください。