皆さんはご存知ですか?ジャイアント・ペンギン。
数年前より年間数校、小学校の生活科授業で「命の学習」というテーマをもらい、1~2年生対象で着ぐるみ劇を実施し、ウサギやイヌそして子供たちの心音の聞き比べをしたり、質問コーナーを設けたりして、実際に動物との触れ合いを通じて命の実感を持ってもらおうという試みをしております。
2年ほど前のとある学校でした。質問コーナーを担当していたとき「じゃあ、次の質問。どうぞ。」と投げかけたとき、「おそらく判らんと思うけど」ととある子供に前置きをされました。内心「そんなことあるかい!」と高をくくっていたら、子供は自信ありげにしたり顔で「ジャイアントペンギンってどんなペンギン?」って聞いてきました。これは質問ではなく挑戦です。しかもかなりな難問。
正直判りませんでした。知りませんでした。子供にも「ゴメン。知らない。調べておくね。」敗北宣言です。すると子供は既に知っていて「これはね、今はいないの。大昔はいたの。」どうやらお父さんかお母さんから聞いてきたのでしょう。泣いて帰りたかったです。
現在は化石でしか発見されていないペンギンだそうで、身長が150cmもある大きな大きな体です。
このペンギンの化石が先日ペルーで見つかったという記事を読みました。その瞬間前述の記憶が蘇って来たのです。
ジャイアント・ペンギン=小学生が怖い。