奈良の動物病院 山尾獣医科病院

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奇跡の惑星 地球 水

この地球という惑星は生物が生息できる条件が奇遇なほど整っているのだそうです。

天文学者、生物学者、宇宙飛行士などなどの話を順番に聞きながら検証する特番「仲間由記恵の蒼い地球」の放映がありました。彼らのいう共通項は「水:H2O」です。他の星にロケットでたどり着いても水が見つかったケースはいまだにありません。これは銀河系の中でも太陽から丁度いい距離に存在しているからで、少しでも近ければ暑過ぎて生命が誕生できないですし、遠ければ水は凍ってしまいます。

学者は遥か彼方の星を巨大な反射望遠鏡で覗いて、生物の棲んでいそうな星はないだろうか?と探しているのですが、そのポイントは水です。光の反射でその分子量を測定しその星の性質を見抜いているそうです。でもいまだ水の存在している星は見つかっていません。

我々は偶然中の偶然の星に生まれ育ち、何も不自由なく当たり前に生きているのです。これは既に奇跡です。奇跡以外の何者でもありません。

 

そしてチャンネルを変えると「今日本の水系が中国に狙われている」という番組です。ここでも「水:Water」です。

中国は既にご承知の通り水事情が大変悪く、粗悪な飲料水を民衆は飲まされているのです。国が太鼓判をおしているペットボトル入りの飲料水ですら、国内向けにバラック小屋の中で半分裸の御仁が、いわれのわからない蛇口から水をペットボトルに注ぎ、コピーされた国の封印となるラベルを貼っている作業が放映されていました。要は水のコピー商品です。もちろんとんでもなく粗悪でしょう。

こんなことは中国国民は知っているわけです。だから手っ取り早くよい水を入手したい(それでも手に入るのは一部のお金持ち層でしょうが・・・)。そこで奇跡の島 日本の水系を買い、これを商品化した方が高く売れる、と踏んだわけです。既に数箇所の水系に中国から打診があったり、表向きは日本企業の名前だが、水面下では中国企業が資金を出していることもざらにあったそうです。幸いにも水際で防がれているそうですが、大抵水系を所持している方は、今は手付かずの山林も持っておられ、税金ばかりかかるが実際の収入にはならない事情から、一刻も早く手放したい気持ちが強いそうです。でも他の国に、大切は水系は渡せない!という信念でしょう。

しかし北海道の1箇所だけは既に香港企業に渡ったそうです。

本来なら建設的思考で水をきれいにするプラントを導入し、これを国民に広く供給するのが国のあり方なんでしょうが、なぜか右から左へ持っていくことしか考えない。あれだけお金を持っているのに。

水。生物の起源でもあり、人も生まれたときはその80%が水。年を取れば60%に減るものの、水はとっても大切な宝物。

21世紀は水を制するものが生き残る時代になるのかも知れません。

生物は水場では動物種を超えてそれなりの緊張感と共に穏やかに過ごします。無駄な争いはしません。

人は水場争いをします。

まさに原点回帰。

当たり前に過ごすのではなく、奇跡の惑星地球に生まれ、奇跡の国日本に育ったことに感動し過ごさなければなりません。きっと神様に試されているような気さえします。

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