私たちは日常超音波診断装置を検査のために使用します。今ではなくてはならない検査機器です。
20年ほど前には1台1千万円以上もしました。今ではもっと画像の精度がよくなった上に、良い機能が加わり、我々が使えるクラスとしては価格も20年ほど前の半分強にまで落ちてきました。それでも動物病院にとってはとっても高価な高価な機器。大切に使っています。
ところが・・・・。先日、朝器械を立ち上げるためにスイッチを入れたところ画面が思うように動かず、幾度か操作を行ったて見たところ、とうとう画面が真っ黒になりました。
それを見た私の頭の中は真っ白。「どうなったの?」
今の機器にはほとんどPCが入っております。レントゲンの現像器械もそうです。画像が映らないという事はビデオカードが悪いのか、へたすりゃマザーボードが壊れたのか。いずれにせよパーツ交換で行える作業ではないはず。早速サービスマンの方に見てもらいました。
答えは「おそらく簡単な修理は不能です。」言葉をなくしました。
さあ頭を切り替えて、とりあえず代替の器械を借りてその間に対策を練る方針を立てます。
翌日サービスと営業の方の尽力により使っている機械の後継機種を借りることが出来ました。
写真奥が今まで使っていた器械。手前が代替の機器。同じ機能を持っていて後継機種なのに、こんなに大きさがコンパクト。そして重さも70kgと半分強。凄い進歩です。
それにしても修理ができればいいのですが・・・。