この数日かなり蒸し暑くなって来ました。梅雨を肌で感じる季節です。
さてそんな気候とは全く関係はありませんが、南カリフォルニアのセオドル・バーガー博士率いるグループが、このたびマウスの脳にあるチップを入れるだけで記憶できるシステムを開発したそうです。
これが出来るととても便利なんですが、ナマケモノの場合は、勉強せずにこれで試験を受ける人も出てきそうです。
試験勉強といえば深夜まで起きて勉強している振りをしながらラジオを聞く。これが試験前のスタイルでした。今の学生さんは勉強しながら何をしているのでしょう。
ながら勉強をしていては記憶が出来ない。確かにそうでした。がそんなとき、開発されたチップがあれば怖いものなし。
朝予め準備しておいたチップをカチッと入れて学校へ行く。そしてテスト開始。
ところが出てくる脳からの信号は、前夜聞いていたラジオのディスクジョッキーのお話とリクエスト曲。そしてコマーシャル。しかも一字一句間違わず、声までそっくり。あれれれ?
気がついたときには時既に遅し。準備していたチップを取り間違えたのでしたぁ。なんてことが起こると愉快ですが、どうやらこの先はそんな暢気なお話ばかりではなさそうで・・・・・。
科学の利用は倫理が必要です。