昔、夏になると、八百屋さんや魚屋さんの店先には日差しで商品が傷まないように縦簾が立てかけてありました。
近頃はあまり見かけなくなった光景です。
当院の待合室は東側には、採光のため比較的大きな窓が設置されています。どうも午前中はこの窓付近では気温が高くなり、エアコンがなかなか効きません。そこで縦簾を立てかけてその効果を確かめる事にしました。
朝6時朝日が強くなって来た頃、縦簾を立てかけ、日陰が出来た窓と出来ていない窓際に温度計を置き、10分後にどれだけ温度が変化するか見ることにしたのです。
最初は30度弱を示していた温度計でしたが・・・・
左が日向。右が日陰。日陰がないと4度以上も差が出来るのです。縦簾の使用をもっと早く気づくべきでした。
待合室が少し「和」のテイストになりました。
道路や駐車場からの照り返しも気温が上がる原因のひとつだと思われます。