春撒いた種から23本の成長を見せてくれましたひまわりの花。
既に季節を終えて種を取る時期に入りました。
小さな花しか咲かさなかったひまわりの種は小さく中身がペシャンコです。でも大きな立派な花を咲かせたひまわりの種は中身が少しありました。
そこでひまわりのお役目が終わったので全て抜いてあげることにしたのですが、気がついたことは大きな花を咲かせる割には根が小さい事です。根が小さいということはどういう事を意味しているのでしょうか。
水をせっせとやっていたから根を大きく張る必要がなかった。
水や栄養の蓄えを大きな葉や花の一部で補えた。
元々ひ弱なひまわりだった。
どんなもんなんでしょうね。
そして茎の断面を縦に割ってみると、外側と内側の大きく二層に分かれて見えます。外側は竹の様に繊維が強く、内側は白い色をしてまるでお掃除の汚れ取りスポンジのように見えます。
建物でも中空構造といって中側が空洞だと強度が増すばかりか、揺れに強いと聞いたことがあります。そして環境温度の変化にも強く、中空部分の空気が対応してくれるようでもあります。そしてスポンジ状の構造が浸透圧を用いて水の汲み上げを容易にしているのでしょう。
自然の仕組みは対応が様々でとっても面白いです。