夕方、スタッフとの忘年会と熊谷さんの新人歓迎会を兼ねて行いました。北川先生が急患対応で途中から参加でしたが、皆食べる食べる。元気なスタッフの人たちです。オッサンも負けてられません。でも限界値は低いもんでした。
家に帰っていろいろ残務整理を終え気がついたら10時。月食の観測ができると数日前からニュースに流れていましたので外に出てみたのですが天候は曇り。ダメかぁ。日食も見ることが出来なかったし。と諦めていたのですが、11時ごろもう一度外に出て見てみましたところ空の頂点に、雲の隙間からお月様が顔を出していました。
慌ててカメラと三脚を準備して、防寒具を身にまとい、でも靴下を履き忘れた石田純一みたいな(そんなエエモンか?)姿でベランダで観察を始めました。
間に合わせの三脚だけに風に吹かれると、レンズとカメラで2.5kgと重いため揺れが心配です。しかし時間が勝負だろうから頑丈な三脚をもう一度取りに行く暇がなくこのまま続けます。
う~ん。きれいです。月食は真っ黒になるのかと思ったらオレンジ色に染まっています。少し時間を経てもオレンジ色の面積が増えているのかいないのかよくわかりません。
条件をいろいろ変えたりしては撮影してみました。最初は2秒くらいでシャッターを切っていたのですが、6秒、15秒と変えてみたのです。
結果は6秒、15秒では月が動いて輪郭が二重に写ります。肉眼ではわからないのに、カメラで追いかけるとよくわかります。
1時くらいまで頑張ればいいのですが、今回の月食に対する正確な情報をつかんでいなかったため、とりあえず12時前で終わりにしました。なんせ寒かったもんで・・・・。
根性なしの月食観測でした。