餃子のような形をした扁平のひっつきむしはご存知でしょ。あれアレチヌスビトハギと言うそうです。荒地盗人萩。漢字で書くとその表情は恐ろしいものです。
それにしても一度くっつくとなかなか衣服から取れませんし、指の指紋にすらくっついてしまいます。
何かの科学雑誌かテレビの番組で見たことがあったのですが、くっつく構造を拡大してみました。
まずは見たことがありますよね。このヒッツキムシ。
そして少し拡大してみると周囲に毛のようなものがたくさん生えています。
そしてこの1つを顕微鏡で拡大してみました。600倍です。
こんな鈎がいっぱい生えているのです。これで繊維に絡んでくるとさすがに取れませんね。
自然界はいろいろな工夫をしてくるものです。