台風が去ってしまうといきなり朝の冷え込みが強く感じられます。
そしてそろそろ紅葉の気候となりました。山々は賑やかな装いに変わり、そして冬へと移り変わっていくのでしょう。
3年前皇帝ダリアの苗を頂いてから毎年、植えつけては開花を楽しみしております。
初年は蕾はできたのですが咲きませんでした。理由は日照時間のコントロールが出来なかったためと判断しております。
2年目(昨年)は待望の開花がありました。1輪だけでしたが美しい花でした。
そして3年目の今年。植木鉢で育ててみました。通常地植えでは2m~4mに伸びるのですが、(昨年差し上げた I さん宅では、今年4mになったとご報告頂きました。)花の写真を撮ろうとすると下から見上げるか、建物の上から撮影するしかありません。そこで背丈を小さくしてやることでそれを容易にしようと考えました。
植木鉢に植えた苗は順調に育つのですが、元気な根が鉢の底から伸びてきて、知らず知らずの間に地面に根を下ろしていくのです。そうとは知らずに鉢を移動する時、地面に張っている根をブチブチブチッと切ってしまいました。かわいそうなことをしました。
結果的に10月の今、背丈は120cmくらい。丁度いい大きさです。
名づけてミニ皇帝ダリアです。一時は台風で根から倒れました。本来は大きな太い根を地面に這わせ、背の高い茎を支えているのですが、植木鉢ではそれが思い通りに行きません。
もしかしたらもっと大きな植木鉢で育てなければならないのでしょう。
そこで支柱を支えとして加えてやり、少しでもぐらつかないように、根っこに負担が少ないようにしてやりました。
でも今は立派に蕾が形成されています。
この子を開花させるために一工夫です。夕方から暗室に入れて朝花壇に出します。
さてそろそろ咲いてくれるかな?
ストレチア(極楽鳥花)も蕾が大きくなってきました。もしかしたらオレンジ色のきれいな鳥のような花を咲かせてくれるかもしれません。
冷え込んだ朝は露が降りています。
ナデシコもの花にも露が降りていました。寒そうだけど元気です。