4月から10月まで、春日大社では「神主が案内する朝のお参り」と題して一般の方対象に参道を一緒に歩きながらお話しを聞くことが出来ます。
集合は朝6時半、一之鳥居前です。
僕も家内と二人で連休中に参加してみました。何処からともなく集まってきた方々が総計14~5名ほど。皆さん神主様のお話に熱心に耳を傾けておられました。
当日の朝は曇り空。とても過ごしやすい天候。
参道にある灯篭には鹿がいろいろな形で彫られている話。
お尻を向けている鹿がいる話。
大きな木の話。などなどを聞きながら歩きます。
この日は子供の節句の日でしたので、午後から飛び火のでは子供達による剣道大会が開催されるらしく、大人たちがいろいろ設置に忙しそうでした。
本殿に入ると砂擦りの藤がまだまだ咲いておりました。
そして早朝の本殿で参拝。清清しい気持ちの朝です。
確か遣唐使が持ち帰ったリンゴの木があったはず・・・と聞くと、本殿の中に指差されました。今度は中に入らせてもらおうと考えております。
この日は朝の診察時間が近づいてきておりましたので、このあたりで帰宅しました。
番外
この日、少し早くついたので周囲をブラブラしておりますと、興福寺で若き僧侶が二名。
東金堂前で朝のお勤めされていました。毎日毎日奈良時代から欠かすことなく続けられているお勤めだと思うと深いものを感じてしまいます。
皆様も一度参加して見られては如何でしょう。
せっかく奈良に住まいしているものの特権として。