これなんだか判りますか?
実は紅葉の種から発芽した双葉です。
生長するとこのように紅葉らしくなるのです。
秋に紅葉の木の下で種を集め、羽根のような構造物を取り外し、皮を剥いて、水をしみこませたガーゼに包みビニール袋に入れて冷蔵庫で2~3週間ほど保存。
それを暖かくなってから撒いてあげると発芽率30%くらいの割合で双葉が出てくるのです。
可愛いでしょ。
これはフジバカマです。秋に購入した苗を植えつけておきました所、地下茎で増え、数本出てきました。秋にはほのかな香がする、白い花が咲くはずです。
他にも原種のフジバカマもあり、これは京都の嵯峨野で頂いた苗です。
この原種はたまたま通りがかったお家の軒先にフジバカマが咲いていたので、表に出ておられた奥さんにお願いして写真を撮らせて頂いた所、暫くして手で苗を一本ブチブチっと抜き「これ持って行ったらええよ」って下さいました。お話しを聞くと、水尾の集落から近所の方が貰ってきて育てていたんだけど、その方が引っ越すときに下さったとか。
これを大切に育てたところ、やはり地下茎で殖えました。
どうも原種と購入したものでは葉っぱの周辺の色が異なります。
中国から入ってきた種類かもしれません。
楚々とした白い花を期待してこの夏を乗り切らせたいと思います。
今年の梅雨は長雨だそうですね。
植物にどんな影響を出すのでしょうか。また自然災害にならなければいいのですが。