明日香村といえば石舞台。と思い出されるでしょう。
他には岡寺、橘寺など歴史的なお寺があり、古墳群あり、悠久の歴史を垣間見れる日本有数の地です。
先日の日曜日、午前の診察に来られた飼い主さんが「昨日の夕刊に明日香村のヒガンバナが綺麗ってかいてありましたよ。これからこの子を連れて行こうと思って」
この言葉が診察終了後どうしても頭から離れませんでした。
午後一番にお彼岸を迎える準備に我が家のお墓参りをし、さて時間を見るとまだ3時前。明日香村へ矛先を向けました。
到着は4時過ぎ。まだ周囲は明るかったのですが、なかなか車を置くところが見つかりません。ようやく1台分のスペースを確保。周辺を散策しました。
聖徳太子生誕の地、橘寺です。観光客はとても少なく、じっくりと周囲空気を楽しめました。
少しすると夕日が葛城山にさしかかろうとしておりました。なんとも言えない空にうっとりです。
いろいろなヒガンバナを見ることができました。
どうやら主役にも脇役にもなれる花の一つなんでしょうか。
そうこうしているうちにお腹が空いてきました。近くにあった食堂でうどんを1杯。
さて帰ろうと思いお会計をするとき、お店の奥さんが「今日は太鼓を聞きに来はったん?」と。「太鼓???」と聞き返すと、どうやら石舞台の隣の広場に屋外ステージを作り、そこで和太鼓を演奏すると言うのです。
ちょっと聞きに行くことにしました。
明日香村に根付いた和太鼓の演奏集団 倭(ヤマト)。全国ツアーの最終日にこの明日香村を選んだそうです。しかも基本的には無料。でも帰りがけに浄財をお気持ちだけ・・・。というシステム。
開始は6時半。周囲は真っ暗になり、さすがに気温も冷えてきました。
演奏をいくつか聞きました。とても迫力のある演奏です。感激です。
しかしあまり長居することもできず、途中で切り上げて帰ることにしました。きっと最後まで聞いていたら車が動けなくなるでしょう。翌日も仕事はあるしで仕方ありません。
ものの3時間ほどしか滞在できませんでしたが、とても中身の濃いエキサイティングした過ごし方でした。