奈良の1月は若草山の山焼きから始まる、と言っても過言ではないような気がします。
奈良にこれだけの人々が集まる行事なんて、そうそうないと思いますが、事実近鉄奈良駅前から東に向かう道の両側の歩道は人・人・人でいっぱい。県庁ではイベントをやっていますし、美味しい匂いがあちらこちらで漂います。
奈良公園では鹿が鹿苑に戻っていなければならない時間なのに、数頭がフラフラしています。どこにでも居るもんです。今夜は奈良公園で朝を待つのでしょうか。
さて今年は公会堂の付近で山焼きを見ることにしました。
18時15分頃、ファンファーレの代わりに花火がズドーンと打ち上がりました。
鹿の顔です。角、眼、鼻があります。よくできています。
花火が終わるといよいよ真打登場です。
若草山のシルエットが炎で描かれています。
もうすぐすると春の訪れが聴こえてくるでしょう。