8月2日、生駒市のどんどこ祭りが開催されました。会場は生駒駅から数分山に歩いたところです。縁日も出てにぎわっていたと聞きました。私は家族を送ったあと、1人白庭台でカメラを構えることにしました。目的は・・・盗撮・・・?とんでもありません。「花火」の撮影です。なんせ初めての被写体。いろいろ条件があるのでしょうが、全くわかりません。でもとりあえず体験することにしました。
手持ちで撮影するとブレてしまうので三脚を立てて、カメラをくっつけて、さあ、あとは時間を待つばかり。周囲には時間が経つごとに家族連れが増えてきます。そんなとき後ろから「あの~。この場所だとどこに花火が出るのですか?」って聞かれました。どうやら装備からして常連さんに見えたのでしょうか。そういえばそんなことすら知らずに、大体の目安で構えていました。「すんません。この場所は初めてなもんで~」って謝る次第。
さあお約束の時間、8時が過ぎました。遠くでド~ンと音が。狙った場所とは少し違っていましたが花火が上がりました。しかし手前の山に阻まれてギリギリの構図。失敗です。この山陰を利用できればもっときれいな写真になるかもしれません。ところがです。どんどん本数があがっているうちに花火も景気が付いたのでしょうか、高さが増してきました。高さを変えるのは見ている人の首のトレーニングや疲れでも計算しているのでしょうか。一度聞いてみたいものです。
20分ほど経過したころ、花火は終焉を向かえ、周りは拍手で終わりました。もちろんシャッターの手は休めません。全部で400枚くらい撮りました。デジタルカメラだからできるのでしょう。
しかし帰ってみてみると、いいなあと思えるのは5枚くらい。後はシャッターを押すときにカメラがぶれたり、老眼でのピント調整にボケていたり、シャッタースピードが遅かったり、光の感度を上げ忘れたりと反省しきり。初回としてはまあこんなものでしょう。でも楽しい楽しい花火大会となりました。
そして帰り道、大粒の雨が噴出したかのように落ちてきました。
もう一度挑戦させてもらいましょう!次は鹿の台。