昨年平城旧跡の北側にある畑で、丸く刈り込んだように見えた植物がたくさん植わっているのを見ました。とてもユニークで楽しい植物でした。後でこれがコキア、別名 ホウキグサということが判りました。
どうやら春に種まきをするか苗から植えると良いことが判り、今年の5月に苗を2つ入手し早速植木鉢に植えました。
徐々に大きくなりました。
そして秋になりグラデーションよろしく赤く染まってきているように見えます。
きれいな赤です。モミジやドウダンツツジの赤とはまた異なるのです。
コキアの中を見ると、おそらく脱皮したトノサマバッタ君が自分の家だと言わんばかりにお住まいになられています。
「おい!家賃払え!!」と言ってやりましたが、なに食わぬ顔でした。
ふと横の溝を見ると、シソが生えてきていました。そして白い花を咲かせています。きっと以前成長していたシソの種がこぼれてそれが大きくなってきたのでしょう。
条件が整えば植物は大きくなってきます。素晴らしい生命力です。