先日TVを片手間に見ておりましたところ、「なぜ美しい花を見ると人間は優しい気持ちになるのだろうか」というテーマにどなたかが答えておられました。
なぜだろう?
これは人間が地球上に出現して400万年ほどになると言われています。地球は誕生から46億年ですから大したことありません。
この400万年の間ホモ・サピエンスは獲物を捕る狩猟、農業を営む農業、物を作る工業を得て現在に至っております。
そこで花ですが、花が咲いて実がなる。と食べることが出来る。という思考が定着し花→実→食べるにつながり花を見ただけで安心感を得られているのではないだろうか、という説です。
人によると安心感が湧いてくる人もいるでしょうし、収穫の喜びから興奮を表現する人もいるかも知れません。
狩猟民族だったルーツを持つ人は、ある花が咲く季節になると獲物の行動に変化が出てきてソワソワする人もいるかも知れません。
まだまだ理由があるのでしょう。
長い間に培われた人の行動や感情は遺伝子に組み込まれたものも少なくないのかもしれません。
ちなみに私、桜の咲くシーズンになるとワクワクしてきます。
賑やかな花より、楚々とした主張しない道端の小さな花を見ると立ち止まってしまいます。
今年は春が来るのが早そうです。コロナウィルスは狭い空間が要注意ですが、花を愛でに外へ出かけるのは如何でしょうか。
遺伝子に素直な行動をしてみたい季節です。
ちなみに現在、大阪・奈良・京都にあるソメイヨシノの開花宣言は概ね18日~20日ごろ。満開は28日~30日ごろの予想でした。