外出自粛が敷かれて数週間。今日も目玉焼きが美味しい朝でした。
報道を見ておりますと「○○では昨年の賑わいはこのような感じでしたが(動画が流れ)、今年はと言いますと(今年の動画が流れ)閑散としております。」
報道としては現実を映し出し国民に広く自覚を促す効果は大きいと思います。見ている側としては、こんなに皆さん自粛しておられるんだ。自分ももう少し頑張ろう!!と。思うのでしょう。
しかしパチンコ屋さんに県境を越えてまで行っている人たちと同じで、自分は感染してもいいんだ、ジッとしていられないんだ、少しぐらいならいいだろうと声高に言っている人たちが要るように、観光地がこんなに人が少ないのだったら三密じゃあないんだ。これなら行ってもいいかもしれない。今行ったらゆっくり見ることができるし、店が閉まっていてもいいから景色だけでも見て来よう。インスタ映えするしなあ。って人も増えそうです。
4月初旬までの僕なら少しこんな意識もありました。しかし今は違います。
このウィルスはなくなりません。おそらく・・・。
でも感染者を減少させることは可能でしょうし、時間を稼げばワクチンだって有効で安全な治療方法だって見つかっていく可能性がとても大きいのです。
出来れば報道内容を単に伝え見る側の良心に任せるのではなく、映像に対する報道側からの主張をしっかりとメッセージとして伝えてもらいたいと感じました。
自分に都合のいいように情報を捉えるのも人間の性。