コロナ渦において人々の心がざわざわしている師走。ただですらあれもこれもと忙しい年末。
家庭内では動物たちもそのリズムに巻き込まれているかのように事故が増えてきます。
12月に入ってすぐ、台所のゴミネットを食べてしまい、胃から小腸に流れ着き動かなくなってしまったネコ。止むを得ず開腹し胃・小腸を合計4か所切開し異物の摘出です。翌日よりとても元気になり、3日後には退院。
そして今日。簡易の手もみ式カイロを食べてしまったイヌ。数分後には嘔吐と共に体外に排出したそうですが、問題は食道・胃・十二指腸の粘膜にどれだけの障害を与えたのか。熱傷は時間と共に障害の程度が明らかになり、数日後壊死して来ます。
考えれば私たちの身の回りは動物たちにとってとても怖いものがいっぱいです。
どうか皆さま、動物目線で日常をお過ごしください。この子たちを守るのは家族の大切な役目です。迎え入れた時からその責務は始まっています。