桜井市にある真言宗のお寺聖林寺さんをご存じでしょうか。
( QRコードをスマートフォンなどで読み込んで頂きますと情報が出てきます。)
私齢60を過ぎて、ようやくお寺や神社に多少の興味が湧いてきまして、また家内や子供たちを通してのご縁から聖林寺さんを知るきっかけとなりました。
聖林寺さんは子安延命地蔵をご本尊とされ、様々な歴史を得て廃仏毀釈の際大神神社より十一面観音様をお運びし、以後聖林寺でお祀りされているそうです。
その十一面観音像を明治20年、来日したアメリカの哲学者 アーネスト・フェノロサが一目見るや秘仏の禁が解かれたとあります。以降、まことに楚々とした美を感じる観音様に人々は魅了されております。
また昭和26年第1回目の国宝仏24体のうちの1つに選ばれており現在に至っているという事です。
現在6月22日から9月12日まで東京へお移りなられ、東京国立博物館にて特別展「国宝十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」が開催されています。
しかし十一面観音像の居られる観音堂の耐震工事や屋台の修復などなどが必要となり、この度クラウドファウンディングにてご支援を頂かなければならないとのこと。
私たち奈良県の誇れる仏像をお守りし、次世代、またその次世代に引き継ぐために。
皆様のご支援を賜りたくこの場に掲載せて頂きます。