先日全国学校飼育動物研究大会という研究会が行われ参加してきました。この研究会は全国の小学校、幼稚園の先生。大学の先生。文科省の視学官や調査官。獣医師。獣医学生。教育学部の学生。などが集まり、子供達と動物の介在教育について話し合う研究会なのです。いろいろな観点からの報告があり、とても興味あるお話しが楽しみです。
会場は東京大学 弥生講堂。
そこで上野駅から不忍池へと足を延ばし、そして大学へとルートを取りました。。不忍池ではカモがたくさん飛来していると聞いていましたので楽しみに足を運びました。するといました。いました。たくさんのカモたちが・・・。
そっと近づいてみました。楽しそうに泳いでいます。
しかし奈良のカモとちょっと違います。
逃げないのです。寄ってくるのです。カモだけではありません。スズメまでが逃げません。
近くの人たちによって餌付けされているようでした。
だから東京でカモの親子が道を渡っているTV報道があるのですね。やっと理由がわかりました。でなけりゃ野性のカモが都会のど真ん中で人の近くを悠々と歩くわけがないのです。なんたって野生です。人を怖がらない環境は周辺の人たちが暖かいからでしょう。それにしても人間を舐めきってます。
確かにシベリアからやってくるマシコという鳥は、シベリアでも人をあまり見ないせいか、日本にやってきても人を怖がりません。でも東登美ケ丘の池にやってくるカモは、カメラを向けるとそそくさと池の中央に泳いで逃げます。
この写真は標準レンズで撮ったものです。ホントに手の届く距離です。
人と動物がお互いに住める環境はとっても素晴らしいことです。できれば人と人も上手く共存してもらいたいものです。