安心して、気持ちよく来て頂ける動物病院
そして頼りになる動物病院
■理念
今、私達獣医師ができる精一杯のこと。それは多くある新旧の情報や技術を整理し、考え、伝え、一番良いと考えられることを皆様ご家族と話し合って実行して行くことが大切だと考えます。
これからも、心の通い合ったスタッフ一人一人と共に動物医療に安心して従事できるよう、日々努力を惜しまずに笑顔を絶やさずお待ちしております。
■専門医療への考え方
最近はCT,MRI検査は言うまでもなく、高度な獣医医療として放射線治療、脳外科手術、心臓外科手術、再生医療の必要性にも遭遇します。
そのような時、葉月会、京都動物医療センターなど専門分野のスペシャリストと手をつなぎ、優れた獣医医療で皆様と喜びを共有できることも大切だと考えます。
■病院からみなさまへ
《呼吸が悪かったり、意識がなさそうな場合》
どの診察をおいてでもすぐに処置が必要なケースだと思います。すぐに受付にその旨を言ってください。必ず看護士や獣医師が一番良いと思える対応を取らせて頂きます。くれぐれもジッと我慢させないでください。
《ネコ・フェレット・ウサギなどをお連れの場合》
抱っこしたままでは、車などの大きな音に驚いて飛び出す場合があります。必ずキャリングケースかネットに入れて来院してください。
《イヌをお連れの場合》
首輪にリードをつけてください。病院にはネコやウサギは好きだけど、イヌは苦手な方も来られます。またイヌ同士の喧嘩抑制のためにもリードは必要です。とっても聞き分けの良いイヌでも、もしものことから守ってあげるためにリードはつけておきましょう。
《お薬・処方食について》
治療のためにお渡ししたお薬や処方食が、病気の内容により変更になることがあります。このようなとき使えなくなったお薬や処方食を病院に引取りのご依頼いただく場合があります。ところがお引取りはできません。やはりお薬ですから、他の子に使う事も出来ません。
症状が変わればお薬も変わるので、あまり長期の処方はできないことが多いです。その旨ご理解ください。
《日曜・祝日のお薬や処方食》
日曜・祝日におきまして、お薬や病院食もお渡しする事ができます。ただし、人員が少ない曜日ですので、恐れ入りますがご入用の場合は前日までにお電話にてその旨をご連絡ください。お薬によりましては調合時間が30分以上かかってしまうものもあります。お待たせせずにお渡しすることができると思います。
またお食事も賞味期限がありますので、できるだけ新しいものをお渡しする為に在庫は多く持てません。お電話を頂ければお取り置きし、必要に応じてその旨ご連絡させて頂きます。
《手術・検査について》
手術や検査のご予定依頼は、皆様のご都合や当院の予定と照らし合わせて、一番良い日程を組ませていただきます。
ご都合が悪くなられたときはご遠慮なくお電話ください。もしご連絡がないままお越し頂けないと、他にも手術や検査の必要な動物たちが適切に処置を受けることができなくなります。
《麻酔を必要とする場合の注意事項》
麻酔を用いて手術・検査を実施する前には、絶水・絶食の処置が必ず必要となります。もしも麻酔をかけたとき、胃の中に食物が入っていて、吐き戻したとき気管に嘔吐物が進入しこれが原因で肺炎を起こします。これを誤嚥性肺炎と言います。もちろん致命的になることが多いのです。そこで実施12時間前からの絶食。6時間前からの絶水を指示しております。お茶も牛乳もいけません。
《安楽死について》
動物倫理を逸脱した安楽死は一切致しません。
■犬の十戒
(いぬのじゅっかい The Ten Commandments of Dog Ownership):作者不詳
原文
- My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you
will be painful for me. Remember that before you get alone with me. - Give me
time to understand what you want of me. - Place your trust in me- it’s crucial
to my Well-being. - Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment.
You have your work, your entertainment and your friends. I have only you. - Talk to me. Even if I don’t understand your words, I understand your voice
when it’s speaking to me. - Be aware that however you treat me, I’ll never forget
it. - Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the
bones of your hand but that I choose not to bite you. - Before you scold me
for being uncooperative obstinate or lazy, ask yourself if something might be
bothering me. Perhaps I’m not getting the right food or I’ve been out in the
sun too long or my heart is getting old and weak. - Take care of me when I get
old ; you, too, will grow old. - Go with me on difficult journeys. Never say, “I
can’t bear to watch it .” or ” Let it happen in my absence.” Everything
is easier for me if you are there. Remember I love you.
日本語訳
- 私の一生はだいたい10年から15年。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。
- あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しい。
- 私を信頼して欲しい、それが私の幸せなのだから。
- 私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで欲しい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないから。
- 話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は届いているから。
- あなたがどんな風に私に接したか、私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。
- 私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しい。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めていることを。
- 私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか考えて欲しい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それか、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれないと。
- 私が年を取っても、私の世話をして欲しい。あなたもまた同じように年を取るのだから。
- 最後のその時まで一緒にいて欲しい。言わないで欲しい、「もう見ちゃいられない。」、「私ここにいたくない。」などと。あなたが隣にいてくれることが私を幸せにするのだから。忘れないで下さい、私はあなたを愛しています。
ウィキペディアより
2011.11.4